「PACKAGING―機能と笑い」
先月、「PACKAGING―機能と笑い」を見てきました。
紙好きだし竹尾ペーパー好きだし、ちょっと凝ってたりひねってあったりするパッケージとかかわいいパッケージとか好きでしょっちゅうジャケ買いしてしまうから、すごい好みのテーマ。
とか言いつつ、最初このメインビジュアル見たとき、タイトルの意味とか考える前に、デザインが好みすぎて見に行きたいと思って、ちゃんとタイトル読んだりサイト見たりしたのはそのあとだった。
なんかこの、シンプルで線も細くて余白が語る感じの、でもフォントとか文字配置とかめちゃこだわってそうなのがツボ。
閉館時間の1時間くらい前に駆け込んだのだけど、多分足りないと思ってたけどほんとに全然足りなかった。
書籍買う前提で、結構さくさく見たつもりなのに、それでも時間足りなくて。
じっくり見てたら数時間とか半日とかいられる気がする。
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まずは「笑い」の展示。
こんな風に、会場全体にパッケージ作品が並べてあった。
展示のしかたもそのものがパッケージだなぁ、と思う。
パッケージがそれぞれどんな要素があるかを、丸つけでシンプルに示してあるのがなんかよい。
というか、そもそもその要素自体がおもしろい。「ぬけぬけ」「参りました」「ジャジャーン」「寄り切り」「開き直り」とか。
どんなものがどんな理由でそう判断されてるのか、じっくり比べてみたい気がする。
見たことあるパッケージあると楽しいし、パッケージ好きだなぁと買ってたものが選ばれてるとなんか嬉しい。
見てまわりつつ、気に入ったものをさくさく撮っておいたら、目にとまるものはやっぱりなんとなく似ている。
キャラ仕立てのかわいいのとか、見た目インパクトあるものとか、イラストタッチが好みとか(シンプルとか素朴なタッチが好き)、そんなパッケージが好きなんだよな。
ジャケ買いしたり、箱や缶捨てられないのもそんなタイプの。
今回の展示のキュレーターの梅原真さんが、どんなところがおもしろいかを語っていて、それもすごくよい。
人の頭の中が見れるの楽しくない?
自分では見えないところを見せてくれるのは、人の頭の中を見る醍醐味だと思う。
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紙の展示。
紙の生成とか環境とかの展示だったけど、紙LOVE的には紙のそれぞれの段階での断面がよかった。
ラシャになったときのグラデーションがやっぱきれいだけど、チップボールとか色のついてない状態の紙のグラデーションの質感もよい。好き。
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そして「機能」の展示。
展示の部屋に入るときには、この入り口の「機能---Function」の説明にも気づかずに中を見ていた。
というくらいに、印象的なパッケージの数々!
暗い中に浮き上がるような展示の雰囲気自体もめちゃくちゃ好き。かっこいい。
機能のところはほんともっとゆっくり見たかった。
動くものもあったし、そうでないものも側で見たり全体的に見たりしたかったな。
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デザインとして見てても紙の作品として見ててもすごい好きで楽しかった!!
巡回展とかあればもう一回じっくりちまちま見たいと思う。
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