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今の状況を自分が選んでる。

所属する組織に不満がある人って結構多いと思う。
組織そのものへの不満とか懸念とか、上司や部下への不満とか、よく聞くし。

だけど、こっそり愚痴を言ってたりとか、もやっとしたのを抱えているままで、何かしようとする人は少ないなぁと思う。
(もちろん動く人は動くし、組織によっても差があるとは思う。)

でも、不満があるのに、そのまま何もしないっていうのは、不満があるままでいることを自分が選択しているっていうことだ。
ほんとに絶対いやなら、選んでいないはずだから。

その自覚があるかどうかで、その選択をしているかどうか変わってくると思うのだ。

たとえば、組織の制度とかに不満があって、こんな風になったらいいと思っていても、自分にはそんな力がないからできない、っていう人もいるだろう。
それは、力がないからと動かないで変わらない、というのと、力がなくても動いてみてうまくいかないとか大変な思いをするとかそういうことと比較して、動かないのを選んでる。

たとえば、スキルアップして異動や転職したいけど忙しくてできない、って人もいるだろう。
それは、スキルアップできなくて希望の仕事につけない、というのと、スキルアップのために時間やエネルギーを使う大変さとかを比較して、スキルアップしないのを選んでる。

自分が選択したんじゃない、選択させられたんだ、人に決められたんだ、と言う人も、人から決められた状況に乗っかるっていうのを選択してるんだよね、実際は。
押し付けられたことに抵抗する大変さよりも、従ってしまう楽さを選んでいるとか。
自分で決められないから、自分で決めて失敗したらいやだから、うまくいかなくても人に言われたせいにできる方がよくて流されたままでいるとか。

そんな風に、やりたいこととか、やった方がいいと思うことと、やらないときのメリットデメリットを無意識に比較してて、自分がそのとき選びたい方を選んでいるってこと。
それは、組織への不満の話だけでなく、なんでも同じだと思う。

そういう風に、今やってることら自分で選んだことなんだってことを、自分で自覚しているかどうか。
なぜ今こうしているかを意識できているかどうか。

それだけで、選択は変わってくると思う。

人は無意識に、そのときに楽な方よさそうな方を選ぶから。
何がそのときの自分の「楽そう」「よさそう」「楽しそう」とかにひっかかったのか。

そんなくだらないことと比較して諦めたのか、みたいなところが見つかれば、次に似たような選択するのを避けられるし。
だってそのときはどうしてもその楽さがほしかったんだ!って思ったら、とりあえず今の状況は自分が望んだことだって認められるし、そこからどうする?って考えられる。

だから、なんか今の状況いやだなぁと思ったら、なんでこうなってる?自分は何を選んだ?って、自分に問いかけてみるといいと思う。
自分で掘り下げるのが難しいなら、ひたすら問いかけてくれる人と話すといいよね。

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