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どんな風に違うかわからないなら。

いろんな人がいる、いろんな価値観がある、ってわかっていても、同じような価値観、似たような価値観の前提で話してしまうことってよくある。

それって、意識できていない、気をつけられていない、っていうこともあるだろうけど、そもそもどう違うかわからないから、気づきにくいってこともあるのではないかと思う。

具体的に、どんな価値観とか資質とか強みとかの人がいるのか、っていうことは、あまり知らなかったりしない?

極端に違うタイプの人を見たら、価値観違いそうだな、って思うかもしれないけど、でも、そういう場合はその人を「あの人は違うよね」って感じで見てしまって、ほかの人たちをひとくくりに「違わない側」と見ていたりする。
逆に、意見が合わないだけで「価値観違うなぁ」と、どんな価値観を持っているかわからないままジャッジしてしまったりする。

価値観に限らず、どんなものがあるかわからないと、あるものを認識しづらい。
だから、こんなものがあるかもしれない、っていうのをなんとなく把握するために、たとえばどんな価値観があるのか、というのをまず知識として知っておくといいのではないかと思う。

キャリアアンカーとか。
ストレングスファインダーとか。
MBTIとか。
エニアグラムとか。
数秘とかでもいいと思う。
いろんなもの見てみてもいいと思う。
(占い的なのでなくて、ちゃんと学術的な診断のものに限る)

同じ診断などを受けてみて、それぞれシェアしあってみたりしたら、
「あー!確かにそんな感じかも!」
「そういう資質だからこんなことよく言うんだなぁ」
とか、ちょっとだけわかり合えたりする。

一緒に受けてみたりシェアしたりまでしなくても、自分がどんなタイプで、ほかにどんなタイプの人がいるものなのか、というのを知るだけで、違いに気づきやすくなる。
自分とは全然違う行動や判断をする理由などを想像できるようになるかもしれないし、こういうタイプかもしれないからこんな風に話してみようと考えられるかもしれない。
(でも学んだからといって勝手に診断したり、このタイプだとジャッジしたりはだめ!!)

で、基本的には、みんなが同じ要素を持っていて、その強さ弱さが違うだけなので、理解できないなぁと思う相手と、ほんのちょっと似てるとこがある自分に気づけたりもする。
そしたら自分のことも相手のことも理解が深まるよね?
(そういう意味ではストレングスファインダーとかキャリアアンカーとかがわかりやすい気がする。強い要素を持っていてもほかの要素もあるって自覚しやすいイメージ。)

認識できないなら、まず認識しやすくするための知識や経験を持つってことは有効だと思う。

ただ、気をつけたいのは、知識先行で判断しないこと。
知識だけで決めつけないこと。

あくまでも知識は参考だから。

今まで見えなかったことを見るために、そのための知識として使えるといいと思う。

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