見出し画像

多いから減らすのでなくて無駄なのを減らすのだ。

社内で、コスト削減を、リソースの最適化を、という話が強くなってきて、結構大きな見直しをしようとしている。
と言っても、方針レベルの大きな見直し部分は上の方々がやっていて、プロジェクト単位では工数削減や委託費用削減などのいつもの依頼対応なのだけど。

で、だいたい、削減依頼がくると、すぐに何かを削減しようとするのがもやっとしている。
一応削減をと言われてはいるけど、目的は無駄なく最適化だと思うので。
削減しろと言われたからなんとかするというのではなくて、無駄はなくして、よりよく変えられるところは変えて、効率化最適化をっていうのが大事だと思う。

わかりやすい成果、求められやすい成果、っていうところに目がいくと、何のために何をすべきか、というのがずれてしまうと思う。
結果的には多分削減できるところがあるのだろうとは思うけど。

委託先の方と話していたときに、どんな工数打ち分けで、どんな改善できそうかを検討していこうって言っていたのだけど。
よく多いのではないかと指摘がある部分の工数を減らすという案があがってきた。

多いから減らす、指摘があるから減らすっていうのは、無難だし確実そうだけど、それだけの理由で決めるのは違うと思う。

必要でぎりぎりでやっていても工数が多くなる作業もあるだろうし。
ほかの工数を減らすためにやっている作業は減らしたらほかの工数に影響がある。

必要かどうか、なんのためにどれくらい使うのが適切か、とか、そういうのを考えないまま減らすのは、減らすのは減らせても、長い目で見て効果がでなくなったり質が落ちたりにもつながると思う。

そもそも、まず、やらなくていいことをやっていないかとか、人ががんばってなんとかしてるのを楽にできないかとか。
そういうところからの改善、削減にしたいんだよな。

時間が多い部分なら減らせるだろう、っていうような考え方ではなくて。
(それはそれで減らしやすいし、減らせる時間が大きくて、やる意味大きいところでもあるだろうけど。)
たくさん時間を使っていても、必要なことは必要で減らさなくてよくて、いくら少ない時間であっても無駄なものはなくすのがいいと思う。

何が必要で何が無駄なのか。
必要な中で効率よくできないか。

そういうところをしっかり見て改善していきたいなと思う。
むやみに対応しないで必要な改善をするようにしたいと思う。

ライティング・ライフ・プロジェクト2023年11月期募集中です。
お問い合わせなどはこちらからどうぞ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?