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初めてのサマソニとわからないことをわからないと言っていいという可能性

初めてフェスに行った!楽しかった。色んなステージ走りすぎて、ご飯とかお酒とかまでは楽しみきれてはいなかったけど。

けど、それ以上に胸の中に熱いものが芽生えてきた気がする。

特に The Linda Lindasが最高に好きだった。
最後のリンダリンダで涙が溢れ出てきた( ;  ; )
熱いステージ!
ステージの上で演者がめちゃくちゃ笑顔でやってくれるとこっちまで嬉しくなっちゃう。すごく人間的でありふれた力学を発見^_^

リンダリンダズについてもっと書きたいけど、なんて言っていいかわかりません^_^
とにかく最高でした!そういう音楽でした!

音楽ってやっぱりめちゃくちゃフィジカルな活動なんだなと感じた。身体を使って楽しまなきゃね、耳だけじゃなくて。

その点、マスクが必要だったり、声出しが良いの?悪いの?みたいな状況でちょっと辛いところはあるけど、個人的には最大限楽しめたと思う。

あと、Maneskin めちゃくちゃ楽しみにしていたが、想像を遥かに越すステージだった。
彼らスターすぎる!

めちゃくちゃカッコいい!ロックてこういうことなのかな。わかんないけど、お前らめっちゃかっこいいよ!家に帰って早速I WANNA BE YOUR SLAVEをうろ覚えながら弾いてみた^_^
音楽は爆発だ!僕のエネルギーも爆発させてしまった!そのおかげで今日は何もできなかったけど、、、

ボーカルのダミアーノが日本語をいくつか覚えてくてきていて、彼らが観客を盛り上げようとしているのが伝わってきた。普通になんか嬉しかった^_^

演奏以外のところでひとつめちゃくちゃ印象に残っていることがある。
たしかドラムに問題(スネアがおかしくなったみたいな仕草してたかな?)があったとき、次の曲やれるようになるまでふいに時間が出来ちゃったわけです。
そのとき、ダミアーノがたぶんI don't know what to say (英語が得意なわけではないので正確ではない)て言ってた。 
結構それにびっくりした。

あ、それでいいんだ。って。
突然の事態で何か喋らなくちゃいけなくなったけど、今何を言っていいかわからないならその気持ちをそのまま喋っちゃえばいいのかと。

んでそうやって言葉にしたからこそ、トーマスがギターを弾き始めて、ヴィクトリアとイーサンも加わって……という感じで仲間同士で助け合えたんじゃないかなと思う。

そういう素直さが彼らの表現力の豊かさにも関わってきているのかな?(素直の意味は狭義で…)
それとも単純に文化的な違いなのかな?

文化的な違いだったとしても、言葉の使い方が人間に与える影響って大きいと思う。

僕がそういう状況になったら、なんとなくカッコつけちゃうかもしれない。この状況でも何も言うことがないわけじゃないよみたいな感じで。

ホルモンとking gnuがちょっと叩かれてる(Twitterでちょっと見た)みたいだ。ホルモンは観てないからなにも言えないけど、king gnuは観ててそこまで悪い気はしなかったな。マネスキンの真似が必要だったとは思えないけど。でもな、なんかさっき書いたことに通じるところがある気がする。

何もないときでも何かあるみたい見せちゃうのが日本人的なんだと思う。
主語がでかいかな、少なくとも僕も昨日まで何もない時に何もないとは言えなかったし、king gnuの井口さんもそうなんだと思う。
彼、歌めちゃくちゃうまいけど、MCは苦手そうだった。(バンドマンは大抵そうだね)
けどMCしなくちゃいけない、何もないけど、何か面白いことを言わなくちゃいけない!みたいな感じになって、「マネスキンです」とか言ってたんじゃないかな。

何もない時に何もないという心をそのまま表現すればいいということをずっと知らなかった!

これが日本人の個人的な問題なのか、社会的な問題なのか、はたまた問題ですらないのかはわからない。僕は社会的(文化的?)な問題だと思う。けど、問題でかくしても身体が動かなくなってしまうし、言葉ばかり増えていってしまうので、ひとまず

何もないときに、何もないと言っていいんだ!ということだけ胸に刻む。
この記事は意識してわからないことはわからないと書くようにしている。自分をデカく見せないように。
これで少しは生きやすくなるかもしれない!

ニップレスのやつは、まあ、わかんねえな。別にそんな悪い感じではなかった。マネスキンかっこよすぎて真似したくなったのかな!?僕も1975かっこよすぎてマシューの髪型真似したくなったもんね^_^

けど、ジェンダーとか多様性の問題ついて知らなすぎるのかもね。日本?が。
しかし、そういう問題について全てを知ることなんてできない!(できるんだったら多様性が欠如していることになるね!)ので、わからないことはわからないと言えるようになろうね^_^
別に海外の方がジェンダーとか多様性の問題についてめちゃくちゃ先を歩いているわけではないと思う!(そんなの誰にもわからないけど。いや、社会のシステムでは先を歩いているかな?わからぬ)
ただ彼らはわからないことをちゃんとわからないと言えちゃっているゆえに、助け合えているている可能性がある。わからんけど!

まあ、色々なことに関して、自分は良くないことしちゃったのかなって思ったら反省してみよう!それで十分!ひとつひとつ学んでいくしかないよね。

だからとにかく、自分を自分の等身大で表現して良いんだということを知って欲しい!
何が正しいのかはわからない。この僕の想いも正しいのかはわからないけど、正しくなくてもいい!
ただ、そのままを言葉にすることで少しは生きやすくなるんじゃないかなあと思う。

初対面の人と話す時に、「いや〜、初めての人と話すの苦手で。。。なにも会話のきっかけが思い浮かびませんよ〜」なんて正直に言えば居心地が良くなる気がしませんか??
僕はする!

よし、そんで最後のTHE 1975かっこよすぎた!
瞼の裏に光景が焼きつくってこういうことだったのね。目を閉じるとモノクロの鮮やかな輝きが思い出されます。
めちゃくちゃかっこいいよ^_^
新しい新しいなにかが訪れた気がする。

マシューあれだけ酒とタバコを本番中にやって、よくあんな綺麗な声を出し続けられるな〜
天才すぎる!

他のバンドもいくつか見たけど、ひとつひとつ書いていくのめんどくさいのでもう終わる!

サマソニを通して、僕は根っからの音楽家ではないので音楽的に何が良いとかは家でそういうことを考えながら集中して何回も聴かないとわからないけど、そういうのを超越した音楽の良さを身体全体で受け止めました。音楽が僕のエネルギーになっているのを実感した。そういう意味で芸術なのかもね^_^

来年も絶対行くぞ〜!

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