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パパ大好き娘が、パパに怒った理由【3歳育児】
3歳になった娘。
一段と体力がつき、ありあまる体力に父母は疲弊する。
身体をつかって疲れてもらう。
頭をつかって疲れてもらう。
どちらかだけではダメ。
寝る前の習慣は「絵本」ではなく「パズル」。最近はまってるのは、80ピースのアンパンマンパズル。今までより大きさが小さく、絵柄が複雑。できるようになるまで、随分苦戦していた。
何度も何度もやって。
少しずつ自分でできるようになる。
10日経った頃、ほとんど一人でできるようになった。
ひとりでできた時のガッツポーズは、忘れられない、バンザイとセット。
彼女にはパズルを進める上でこだわりがある。一つ飛ばしとか、中途半端な空間に置くのがイヤ。一つずつ端から丁寧に置いていかなければいけない。
だから時間がかかる!
休みの日はいいんだ。昼間もいいんだ。だけど、平日21時半にやりはじめるパズルは父も母もツライ。
明日も保育園だよ~、起きられないよ~
なんて声は集中する娘に一切届かない。
眠さ限界の夫が娘のパズルに付き合う。
日々の光景。
夫は一刻でも早く完成させて寝させたい。終わらせたい気持ちが募る。
娘が置きたいであろうピースを探し、それを渡す。お気に召したものでなければ
「これはまだ。あとで!」
と突っ返される。
それを分かっている夫は、順調に娘が置きそうなピースを手渡していく。スピーディーにパズルが進む。よしよし、今日は早く寝られるぞ!と思ったその時・・・
「もうやだー!パパがぜんぶ、やっていくんだけどー」
と怒った娘。
夫も私も爆笑。
あってるー、日本語の使い方上手なんだよ。
確かに、手を動かしてパズルを置いているのは娘。夫は手渡しているだけなのだが、自分でやってる感がなく、させられてる感覚だったんだね。
すごいね、嫌な気持ちがわかるんだよね。
パズルを置いて、完成させたいのではない。
自分でできた満足感や達成感を得たいのだろう。
「もうっ!」と怒る娘に謝る夫。
娘は今日も私の先生。眠いのにパズルにつきあう夫には感謝。成長が早くて、嬉しさと切なさが入り交じる夜。
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