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服選びに時間がかかるようになった理由

会社員時代は、お昼休みに会社を抜けて買い物にいったり、営業の外回りが終わった後、チラッとよって買ってくるというのも珍しくなかった。

でっかい買い物袋を提げて、帰社するのは気が引けたが、自由な風土だったので気にせず買い物をよくしていた。

洋服選びは10分あれば終了するほど、すぐ決められるから。


出産、おこもりの影響もあり、洋服自体ほとんど必要なくなって、久しぶりに洋服を買いたいと思ったら、好みが変わっていた。

何一つ気にせず、好きなモノを着よう!
って思うのは、母になったからは関係なく、会社員を辞めたのが大きい。

先日、マイブームのいくつかが去って、新しいブームがきてることを書いたのだが、洋服の変化もまさにブームと同じ。


・着物リメイク
・一点もの
・体に優しい素材

自分で着物をリメイクするスキルなんて全くないし、お義母さまに作ってもらうお願いもしたけど

とにかく待てない。もう欲しい。

と思って、ひたすら探した。



SNSやネットの存在がこれほどまでにありがたいのかと思いながら、ずーっとザッピング。

この人のがいい!

というのを見つけても、実店舗はない。しかも、欲しいモノはパンツ。パンツなんて、最も試着を必要とするものじゃないか。ネットの写真情報だけで決めるなんてハードルが高すぎる。しかも、お値段もまぁまぁするので試しにするには勇気がいる。

サイズ感だけでなく、素材感が全くイメージがつかない。素材感を大事にしてるのに・・・と。

先日いった天神市@北野天満宮で、着物の質感や特徴は掴めたのでそれを参考にしながら選ぶ。うーーーん、悩む。を繰り返しながら。

結局、最終2つで迷って、夫に相談して購入した。

間違いなく、選ぶ時間は今までで最長の時間。


今までの好みと違うテイスト
リアルじゃなくネット
サイズ感も素材感もイメージがつかみづらい

ネット購入を当たり前にしている人から、今さらながら『ネットでの買い物』に右往左往してる人がここにいます。

こんな中、一つだけリアルより分かりやすかったことがある。

作り手がどんな方か

着物自体はアンティークのもので、いつの時代のモノかどんなものかもわからないのだけど、この人が選ぶ着物の素材だったらいいだろう。洋服にかける愛情や、着る人のことを想ってつくられてそう。

服だけでなく、添えられたコメントや、その方が何をしてる人なのか(できるだけ探した)が分かってポチっと押せたこと。

良い感覚。

届くのが待ち遠しい。服を選ぶことも、待つこともワクワクしている自分がいる。

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