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京都祇園祭で長刀鉾の粽をGET!

4年ぶりに完全復活の祇園祭。
メインの巡行、前祭宵山が3連休ど真ん中の日程ということもあり、観光客の数も完全復活!

家路も10倍大変になるので嬉しくない気持ちもありつつ、1000年以上続く大切な京都のお祭り。平安時代に疫病が流行した際、神泉苑に66本の鉾を立てて、八坂神社の神輿を迎え災厄が取り除かれるよう祈ったことが始まりとされているよう。


転勤で京都に引っ越してきて早10年。
会社員時代は、7月になるとコンチキチンの音が鳴り響き、特等席のような場所で巡行も宵山も満喫していた頃が懐かしい。

大船鉾復活に湧いた2014年から早9年


2015年の宵々山風景


2020年は祇園祭り自体が中止になり、初めてマンション内で地域の粽が配られた。

玄関に粽のある生活はなんだか良いねという話になり、翌年からは鉾ごとの意味を調べて、粽を買うことに。

昨年2022年は鯉山。子供の成長や出世を願って登り龍をイメージして購入。家族みんなで登って行こうねと願いを込めて。


そして今年は長刀鉾の粽にチャレンジ!


チャレンジというのは、長刀鉾の粽は人気なのだ。前祭の巡行で、毎年くじを引かずに先頭を進む鉾。14日の午後に買いに行ったら、なんと

「朝8時半には売り始めたのだけど、9時半になる前には売り切れていて・・・」


人気っぷりがハンパない。

長刀鉾の写真は
鉾立てのタイミングしかなかった(泣)


すると我が家の神夫が「俺、朝行ってくるわ」と今朝8時に出かけてくれた10分後・・・


先頭までは100メートルほどありそう

えっ。


先頭に行かずとも、間違いなく長刀鉾の粽の列だと確信した夫は即座に列へ。

売り切れるかもしれないし、そもそも並ぶのしんどいし諦めようかと返信すると


「たぶん買えるから大丈夫」

と無事GETして帰ってきてくれた。
ありがたさ、マシマシ。

蘇民将来子孫也のありがたいお符ですよ


説明を読んで、巻いて玄関へ



夫も私も、京都生まれでもなければ京都育ちでもない。だけど京都に魅せられて早10年暮らしている場所。2人とも京都検定なんかも取ったりしてて季節毎の行事が好き。


娘が生まれた年は、葵祭も祇園祭りも、時代祭も全部なくて寂しかったけれど、少しずつお祭りが戻ってきて

「ちょうちんだね、ほこだね。」

40年前の自分の浴衣を娘に着せて



娘も少しずつ色んなことが分かるようになった今年。


さっそく玄関に粽を飾り、今年も1年の厄除けを祈る。


夏が来た。

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