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いつでもそばにある『超限戦』
読書感想文までは書けない、読書メモ。
今回は『超限戦』。
おすすめされたので手に取った一冊。
まず、翻訳がかなり読みづらく、ちょっと堅苦しめ。
著者の喬良氏と王湘穂氏は中国の元軍人、ということがまずびっくり。内容読んで、中国すごいともなっている。
『超限戦』は、著者たちの造語。
「すべての境界と限度を超えた戦争」を指す。 戦争と非戦争、軍事と非軍事、軍人と非軍人といった明確な区別や境界がなくなるという意味。戦争の定義が変わったってことよね。超限戦、三文字で言いえて妙、イメージしやすい。
軍事力でやりあうものは、もう昔。
あらゆるものが戦争の手段となり、あらゆる場所が戦場となりうるのだから。
特に非軍事の領域がテーマ。
金融戦争、貿易戦争、テロ、政治、外交、生態破壊などなどが経済的、社会的損失を国家に与えることが可能ということ。
すぐそこにいつも戦争がある、な感じなのだろう。平和ボケボケしてる日本にいると実感しづらいが、そう思ってる時点で・・
ウクライナ、ロシア、直近イスラエルのことにしても、世論をどっちに持ってくか。メディアの役割も大きい。
この本では湾岸戦争を転機として書いてあった。直近のウクライナ、ロシアのことや80年弱前の第二次世界大戦には興味を持っていたけれど、湾岸戦争は小学生の頃、実際テレビで見ていたのにあまり興味を持っていなかった事実。
先日見たオッペンハイマーもそうだが、興味がない、は一ミリたりとも前進も後退もしない。
誰が書いたか、での情報はだいぶ違うのも顕著。西(米)よりの本も一冊読んでおこう。
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