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病んでてもチャーハンは食べたい。

この前、久しぶりに日々のストレスと定期的なメンタルの揺らぎで
体と心が助けを求めていることがあった。

もう今はがんばれない。

心が成長している?
それとも心が蝕まれていく?

わからないままベッドに横たわって、疲れている割にいろんな考えが頭をぐるぐる回り、いろんな感情が心臓をきゅーっと押しつぶしていくこの感覚。

自分がこのまま埋もれていくのか、這い上がるのさえわからない。
手の感覚が無くなっていき、涙が溢れて呼吸が激しくなっていく。

このまま死んでしまうのだろうか。
早い呼吸のリズムに合わせてどんどん意識が遠くなっていく。
ただ一つ、彼が炒めているチャーハンの香りだけで繋がっているような感覚。

誰かに、打ちのめされ弱った自分に気づいてほしいけど
誰にも見られたくない。きっとどんなふうに声をかければいいか、困らせてしまう。

というより、今のわたしの苦しみをそっくりそのまま伝えることは絶対に無理。わたしが欲しい答えを与えられる人はいない、わたし自身がわからないのだから―

そんなことをぐるぐる考えていたわたしは、そのあとしばらくたったあと
美味しいチャーハンを食べて復活し、数日後この文章を打っている。
大丈夫、大丈夫。いつだって嵐は過ぎることを、いつも覚えておきたい。



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