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はじめての不動産競売 奮闘記③入札編

はじめての不動産競売。いよいよ、はじめての入札編です。ドキドキしますね!

※↓ こちらの記事の続きになります。

はじめての不動産競売 奮闘記①検索編

はじめての不動産競売 奮闘記②現地調査編

入札には、管轄の地方裁判所支部の書式の書類を用意する必要があります。
各支部ごとに提出書類が異なるそうなので、入札したい物件の管轄執行官より書類を入手します。

入札書類の入手
方法は2つ。
①直接、管轄の地方裁判所へ行き書類一式をもらう。
②郵送で送ってもらう。

ネットとかで調べると、裁判所を見ておくため、書類を直接もらいに行っても良しというふうに書かれている方もいましたが、平日の昼間に行かないといけないし、場所も遠いので、郵送で必要書類一式をおくってもらうことにしました。
近場であれば、直接行ってもらうで全然いいと思います!

用意するもの
①定形封筒:長形3号 1枚(A4三つ折りが入る)
②定形外封筒:角形2号 1枚(A4判用紙が入る)
③切手(往84円、復250円)※
④送り状

準備・郵送
①の封筒に、管轄の地方裁判所支部執行官宛の宛名を書きます。BITで競売物件詳細ページの【問い合わせ】ボタンを押すと管轄の地方裁判所の住所・電話番号などが表示されますので、宛名はBITを参照するとよいでしょう。
②の封筒には自分宛の宛名を書き、返信用の切手250円分を貼り、①の封筒に入るサイズに折り畳みます。
④送り状を作成
①の封筒に②と④を入れて84円分の切手を貼り、ポストに投函します。

※郵便物の料金の話(投稿日現在)
定形郵便→25g以内84円/50g以内94円
定形外郵便(規格内)250g以内250円
詳しくは郵便局ホームページで確認できます。

うちにはプリンターがないので、手書きで送り状を作成してA4判用紙の入る返信用封筒と一緒に送りました。

送り状 例文
〇〇地方裁判所〇〇支部執行官室
ご担当者様
お世話になります。〇〇県に在住している〇〇と申します。
競売物件の入札を検討しておりまして、大変恐れ入りますが、返信用の封筒に入札書類一式8通を入れていただき、ご返信いただきたくお願い申し上げます。
住所:住所記載
連絡先:電話番号記載
よろしくお願い申し上げます。
名前(フルネーム)

今回、8部を送ってもらいましたが、返送書類の重さ的にどうなのかわからないので、てきとうな事は言えませんが、10部でもいけるっぽいです。
また、返信には1週間くらいみておいた方がいいと思います。探している地域の入札書類はあらかじめ用意しておくと、急な入札に対応できます。

入札書類が届いたら、入札期間が始まるのを待ちます。

いよいよ入札です!
①住民票の入手
②保証金の振り込み
③保証金振込証明書作成
④陳述書作成
⑤入札書作成

②は、管轄の執行官より送られる書類一式の中に、保証金の振り込み用紙が入っていますので、用紙に必要事項を記入し、金融機関で振り込みます。この時、裁判所提出用の複写を窓口で返してもらう必要がある(③の証明書に添付します)のでネットやATMでの振込は不可です。必ず窓口で処理してもらう必要があります。
③〜⑤は、管轄の執行官より送られた書類に入っているので用紙に記入していきます。

⑤は、入札金額を入力する用紙です。
この記入が1番時間がかかりましたー!!!

具体的には、
対象物件の年間賃料を市場の相場と照らし合わせて想定。
そこから、運用コスト10%、リフォーム 多めに見積もって1,000,000円、その他諸経費(登録免許税、不動産取得税)を考慮し利回り15〜20%の間で熟考し算出しました!

作成した書類を定形外封筒:角形2号(書類折らずに入る封筒)に入れ、書留郵便で送りました。
今回、書留で送りましたが、レターパックで送ってもいいみたいです。
入札期間は大体1週間くらいです。余裕を持って期間の真ん中らへんで送りました。あとは結果を待つのみ。

入札期間中に物件が取下となる可能性もあるので、ギリギリまで入札を待つという人もいるようです。
ただ、郵送の場合は、期日までに必着のため、ちゃんと入札期間最終日の最終時間までに執行官室へ届くよう気をつけなければいけません。

そしていよいよ開札
開札日時は3点セットの1枚目に書かれています。
裁判所へ行けば、午前中の発表時リアルタイムで結果を知ることができます。
BITへの反映は当日の午後になります。

平日、仕事の日だったので、ネットでの確認となりました。ドキドキしながらも、気になって気になって仕方がなかったので、開札日当日、発表前にBITの売却結果照会を確認したら、入札した物件が、【取下】との情報がすでに出ていました。

がっかり

初めての入札、
結果は「取り下げ」でした。
残念。

取り下げの場合、入札情報ゼロなので、何人入札したのかも分からないし。情報を得ることができませんでした。本当に、心から残念でした。

1回目で入札できるとも思っていなかったけれど、振り返ってみると、現地に見学に行ったり、入札金額をあーだこうだと悩んだり、初めてということもあって熱量を注ぎ込んだ結果、取り下げということで意気消沈してしまいました。仕方がないのですが・・・。ちなみに、振り込んだ保証金は、保証金振込証明書に記入した保証金の返還請求欄に設定した金融機関に後日振り込まれます。入札できなかった時は保証金は戻ってくるのでご安心を。

今回、取下となったということは、
競売を通さずに、買い手が見つかった物件ということだろうと思います。
なので、目をつけた物件は、ちゃんと買い手がつくいい物件だったんだということで、次、探します。

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