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ツイッターを休止して良かったこと+所感

こんにちは。巻(まき)です。小説でも仕事でもない空間でこんな長文をしたためるのは何ヶ月ぶりでしょうか。新鮮な感じがします。

ツイッターをやめました

……正確には、「宣伝用とリアル交流用のアカウントを除いたすべてのアカウントを削除し、残りの2つに於いても週1回程度の浮上になりました」です。

私は「二次元女オタク」と「鉄道オタク+時事問題系」の2つをそれぞれ別アカウントで運用していました。どちらも別の問題を孕んでいたように思えるのですが、本質的なところで「やめて良かったな」というところがあるのでここに2つ書き出します。

1.メンタルが安定し始めた

ツイッターだけが原因とは言いません。ですが、私にとってツイッターは猛毒でした。
特に時事問題系グループに加入しはじめてからは、感情の波が悪い意味で大きくなりました。感情的な暴言は絶対に言わないと思っていたのに、ついつい呟いては数分後に削除……を繰り返すようになりました。
自分個人へ焦点を向けた言葉ではないとはいえ、暴言を浴びるたびに心が削れていく気がしていました。
2ヶ月前にはとうとうメンタルクリニックへお世話になる状況にまで悪化してしまいました。何か考えようとすると不安ばかりが浮かび、「こうなったらどうしよう」で脳が埋め尽くされます。好きだったゲームも乗り鉄すらも、うまくできなくなっていました。

そんなこんなでツイッターをやめたいと思っていた先月、私はフォロワー氏の諍いに乗って感情的な発言をしてしまいました。侮辱こそしていないものの、人に依っては不快感を催す表現が含まれていたように思えます。その様を別のフォロワー氏に指摘されて、私は目が覚めたようにハッとしました。
そして冷や汗がダラダラと出てきました。私は双方へ謝罪をして、アカウントを非公開状態にして……そして削除しました。
「ここにいたら自分が狂ってしまう」そう思ったのでした。

そしてツイッターをやめて1ヶ月が経とうとしています。
驚くほどにメンタルが安定してきました!……なんて言えたらよかったです。そこまで回復するにはまだまだ道程は遠そうです。
ですが、意味の無い苛立ちや焦燥感に駆られる頻度が激減しました。また、抗不安薬を飲まずとも精神を落ち着けることが(稀に)できるようになりました。

2.無駄遣いが減った

これは女性オタク界に限らず、鉄道オタクの方でも感じたことです。
端的に言えば活動回数が減りました。

フォロワーの方々の頻繁且つ派手な活動を見ていると、「自分も○○してXXへ貢献しなきゃ」と財布の中身を無視した言動に走りがちになりました。
ツイッターでは「何かに貢献していない、貢献していることを公言しない人は価値がない」ような世界に感じられています。

しかしこれもツイッターから離れてみると気にならなくなりました。イベントを見せたいから乗り鉄するのではなく、乗りたいから乗る。痛バッグを見せたいからグッズを買うのでは無く、自分が飾りたいぶんだけ買う。そんな純粋な感情を取り戻しつつあります。

昨今の鉄道オタク事情に物申したい面もあるのですが、この記事に書くと主旨がズレるので別記事にします。

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読んでいただきありがとうございます。

参考

良記事です。私が言語化できていない部分も端的に表してくれています。
まさに「ツイッターは暴力」です。
そして単純に言葉が汚くなっただけではなく、その中の毒がだんだんと刺激を増していった気がします。寧ろ言葉の見かけだけは綺麗になって、その中に猛毒を孕ませたやりとりが激増したように感じます。
私はオタクの「善意」が怖くなってツイッターをやめたのです。

ここまでのネット離れはまだできていませんが、SNS依存に対する警鐘として大いに受け止めた記事です。


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