見出し画像

個人サロンのお客様との距離感はどうすれば良い?

接客業の美容業。他の接客業と違いご自分の手で作業を行い販売するスタイル、行為を行いながら接客サービスを行う。類似する行があまりなく近いとするとカウンター形式にお鮨屋さんかな。

意外と施術を行いながらトーク術も求められる仕事ですね。

僕も修行1年目に当時のオーナーから、まだ技術がない技術習得には時間が掛かる。だけど同じ店立つ以上お客様から見たら同じプロとして捉えることになる。

接客も大切な技術である。接客は今から想いを入れれば直ぐに身に付く、だからこそ今日からプロとしての心構えの接客をしなさい。と指導されたことを今での鮮明に覚えている。

この、最初に勤めて修行した店舗の接客のスキルや接客理論に意外と影響を受けていると思う。

あるオーナーは”しっかりとコミニュケーションをとり、お客様との距離感を詰めなさい” またとあるオーナーは”基本は美容のこと以外は話をしないこと、お客さまのプライベートには踏み込まないこと” 極端に180度違う接客スタイルが存在している。

どちらが正しいのか?
答えはどちらも正解。

お店の規模、オペレーション、ブランディングによって決まることなのでオーナーが創り上げたブランドではそのスタイルが正しい。

問題は個人差論を自分で始める時に、この接客スタイルを見直す事が大切。

先ずは、自分の接客スタイルはどうなの?

どの様な接客スタイルを身に付けているのか?
お客様の気持ちに寄り添うスタイルなのか?
お客様をぐいぐいと引っ張るスタイルなのか?
無垢な職人肌タイプなのか?

先ずは、自分のスタイルを客観的にシーンごとに見ましょう。
1、予約
2、来店
3、カウンセリング
4、施術
5、会計
6、お見送り
7、SNS等の配信

個人サロンで一番大切な接客は、お客様に居心地の良い空間、時間と感じていただく事です。
この演出をお一人で施術を行いながらしなければなりません。

ここで、ほとんどの方が空間作りに走ります。
内装をこだわる。音楽にこだわる。匂いにこだわる。大切な事ですが一番大切なのは主演のご自身の演出(キャラクター)です。
ビジュアルもさることながらどんなキャラクターがどんな振る舞いをしてくれるのか?
しかも一人舞台ですので、

特に男性施術者でお客様が異性の場合、アウェイの空間に二人きりの空間、
緊張感すごいことですよね〜
早く居心地の良い空間に切り替える事が大切ですよね。
それが出来ることは、コミニュケーションです。
空間作りも音楽も匂いも主役にはなれないです。
主役は”あなた”です。

特に今の求められるのは、良いお店ね〜は当たり前でこれではリピートになり難いです。

すごい、とても良いお店を見つけた。
この言葉をいただく事が正しい答えになります。

高額な広告費を掛けることができない個人サロン
大型の美容室にはこの方法では勝てません。

お一人で行う強みを最大限に活かす事が何よりも大切ではないでしょうか?

意外と学ばれてきたお店の接客法の真逆に成功のヒントがあるのではないでしょうか?

お客様との距離感
ここに何よりの施術者としての個性が出るのでは?

ご自分のお城として始めた個人サロン、お客様が心地の良い時間と言われて初めてお城は完成。

ご自分一人の満足空間で終わらないで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?