見出し画像

指差されても

前回投稿から早1カ月。子どもの受験が終わり、ダンナをアメリカ出張へ送り出し・・・。気が抜けきった1カ月。受験勉強の伴走で忙しすぎたときも、少し時間に余裕ができた今も、同じように時は流れてあっという間に過ぎていく。

オミサン騒ぎのせいで、この1カ月の間、またしても世の中のマスク着用強迫観念がひどくなった気がする。それでも、基本的にノーマスクで過ごしている。もちろん、会社の通常業務ではずっとノーマスクだし、社長と1時間以上対面で話をしたときですらノーマスクだった。全社員が一堂に会する社内会議でも同様だ。

しかし、小学校関係の集まりや中学受験・入学届け提出のために中学校へ赴かなければならなかったときは、最低限の範囲で付けざるをえなかった。それは、子どもを人質に取られている気がして、自分の行動で子どもが社会から不利益を被ることは避けたいという気持ちが働いてしまうからだ。ジレンマだが、学校関係だけはやはりハードルが高いことは否定できない。

それでも、主張できる場所(学校以外)では主張し続けている。

毎週買い物に行っている地元のスーパーで、小学生くらいの女の子に「(信じられないものを見たときのように小声で)ねぇ・・・、お母さん、あの人マスクしてないよ??」と言われても、会社で同年代の同僚に「〇〇さん、良かったら会社のマスクあるんで、どうぞ」とマスクを手渡されても、固い信念を持ってノーマスクを貫く。

11歳以下の子供へのワクチン接種が迫る中、こんなちっぽけなことでしか主張・行動できない自分を無力にも感じるが、無力だからと言ってゼロではないと自分を鼓舞している。ときどき、同じようにマスクをしていない人を見つけたときは、自分だけじゃないとそれだけで嬉しくなる(笑)

なぜわたしがマスクをしていないのか、問われればいつでも答えられる準備はしている。しかし、意外と誰も突っ込んでくれない。どう思っているのかは知らないが、マスク警察に出会ったことはないし、お店の人もお客さまとしてフツーに接してくれる。会社の人も以前と変わらず接してくれる。だけど、誰もわたしに問うてくる人はいない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?