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再就職活動day0(2019/09/30):宣告

「今月を以ってあなたとの雇用契約を終了します。突然の通告ということで会社としてはそれなりの補償はします」。いきなり呼ばれて、上記のようなことを目の前にいる男性に宣告された。

勤め先の状況、同僚が先日突然退職したことなどを踏まえれば、自分にもこの日がやってくるのは、ある程度予想が付いていた。 とはいえ、このような経験は初めてであり、特段取り乱すことはなかったものの、いささか妙な気持ちだった。勤め先の不透明な今後に不安を抱えながら通勤することから解放されるという気持ちと、雇用の不安が発生したという現実が入り混じったなんとも言えない現実に向き合った。

退職するにあたっての条件などを確認し、とりあえずビルの外へ出た。 そして、まず連絡したのが家族でなく、今の職場への転職で世話になった転職エージェント。 転職エージェントに事情を話したところ、向こうもびっくり。そりゃそうだろう。 まさか、自分が紹介した案件でこんなことになるとは予想していなかったのだから。とりあえず、翌日に会うことを約束。

冷静のような自分ではあるものの、もはやオフィスに戻って仕事をする気持ちはわかないため、近くのベローチェに入り、早速転職に向けた準備をすることに。さしあたって、LinkedInで繋がりのある転職エージェントに連絡。履歴書、職務経歴書を更新し、メールなどで送る。

帰宅してからもさも何もなかったかのように振る舞う。さすがに、家族にはまだ言えない。リストラに遭ったサラリーマンが家族に打ち明けられずに毎日スーツ姿で出勤すると思いきや、実際はスーツ姿で公園で時間つぶししていたという話がまさにぼくに降り掛かっている。

とりあえず、careercarver、ビズリーチ、careercrossに登録し、声がかかるのを待ってみる。 並行して、転職が長引いたときの収入源を確保すべく副業サイトにも登録。

諸々の準備だけで疲れてしまい、先行きについて冷静に受け止めることすらできなかった一日。


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