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no+e再開します

やはり自分の頭の中にあることを書き留めていくのにここが一番良いことを理解するのに3年の歳月を要した。

今、「m.m.d.」というブランドを立ち上げてはや10年が経過しようとしている。陶磁器ブランドとして立ち上げてから、アパレルやアクセサリーなどちょこちょこと実験的に展開を横に広げてみたもののもちろん簡単には根付かず早々に撤退。ブランドを育てるにあたって一番大切だと考えていることはプロダクトに向き合う「熱量」であるとかなり昔に悟ったはずが今現在その熱量がかなり冷めかかっている。

「これは由々しき事態です!」ということで己の中の熱量を上げていく意味でnoteを再開する運びとなった。今後はブランド作りに関係のないことも含め、とにかく自分の脳内にあることをアウトプットしていく。

まず現時点で脳内にある事を書き綴っていこう。

「コロナのせいで会社は大変な目にあった!」


ここからスタートです。

弊社は2023年3月まで名古屋市栄本店の他に、名古屋市内にもう1店舗、豊田に2店舗の4店舗を瞬間的に同時運営しておりました。商業施設に入っていたことで館の集客に売り上げが大きく左右されることになり2020年前半から約2年間は生きた心地のしない売上が日々刻まれていくという悪夢が続きました。

そして2022年夏に名古屋の1店舗、2023年春に豊田の2店舗をクローズして栄本店1店舗体制に戻しました。これで止血され約半年が経過した現在は2019年までの安定した状況に戻りつつあります。

「まだ残っている店舗さんたちは大丈夫だろうか?」

そんな心配をするまでもなく出店していた商業施設には今でも店舗はたくさんあり元気に運営されております。私たちの店舗の何が悪かったのか?そもそもコロナのせいにしているだけで根本的なお店作りやブランド作りに魅力が無かったのではないか。

はい、その通りなんですね。店舗で販売してくれていたスタッフたちは、それはもう優秀な子達ばかりでした。いけないのはオリジナル商品開発、仕入商品MDを行なっていた私の全責任であることは疑う余地もありません。それをナイスタイミングのコロナ君が登場したことで原因をそこに押しつける自分がいました。

「どこで何を売るか」の「どこ」で売上は確かに大きく変化します。しかし長期的に販売する店舗を作った場合、その場所が集客しにくくてもブランドが育っていればファンになってくれたお客様は足を運んでくれます。

問題は「何を売るか」の部分であり、魅力のあるブランドを作ることがまだできていなかったということです。

もう一度初心に戻って魅力あるブランド作りができる熱量をキープして日々過ごしていくことを誓います。

幸いなことにEC事業が好調に推移していることで地域性のない多くの方にブランドを知ってもらう機会をいただいており、ここに今注力しております。

「ほんの少しの非日常」と「つながりを大切に」

この言葉が「m.m.d.」を支える2つの柱です。何年も前に作ったコンセプトですが、この先何十年も変わらずこの2つの柱で育てていこうと思います。

次回はブランドと関係ない話になるかもしれませんが自分の進むべき道を見つけるために脳内アウトプットを継続していきます。



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