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環境は最高の薬

鬱で休職したのが約1年前。
復職して9月で丸5か月。

ここまで大きなストレスを
感じることなく来れているのも
環境の変化が大きいなと。

それだけではなく、
どのようにストレスを
溜めないでいられるか、
振り返ってみたい。

環境が変わってノンストレスに

昨年の今頃、
少し鬱らしい症状が出始めた。

鬱は初めてではなかったものの、
今までは寒い時期になりやすく、
去年は「まだ夏だぞ…?」と
内心かなり戸惑った。

たまにはこんなこともあるかと
少し様子を見ていたら、
9月上旬頃にダウン。

職場へ行く気力が無くなって
かかりつけ医に駆け込む。

「再燃」ということで、
結果、そこから半年も休むことに
なってしまった。

あれから1年が経って、
ほんの少しだけ心配しているせいか、
慎重な行動・決断を心がけている。

ほんの少しだけというのは、
復職した4月から会社の体制が
変わって、今の今まで大きな
ストレスを感じないで過ごせているなと。

昨年までは自身が中心的な役割で、
長期の離脱でたくさんの方に
迷惑をかけたことから、
会社トップが体制強化を決断してくれた。

中間管理職的な立場から一般職に
変えてもらったことと、代わりに
責任を背負ってくれる上司ができたことで
随分と心の負担が軽くなった。

担当業務は大きく変わっていない

昨年までは、自分の仕事は
自分で決めていたこともあって、
人に任せられない仕事を
次々と抱えてしまっていた。

「そう簡単に人は増やせない」

というトップの考えも
理解していたこともあって、
自分がやるしかないという思いだった。

それが抱えに抱えて、
ついには折れてしまった。

今は上司の管理下だからというのに加え、
以前まで好き(得意)でやっていた業務は
そのまま残してもらい、苦手意識のある
業務だけ上司や同僚とシェアをしている。

周囲には負担させたり、気を遣わせたり
させているかもしれないが、
昨年よりも職場の雰囲気が明るくなった
ような気もしていて、結果オーライな感覚。

担当業務はそんなに
大きく変わっていないものの、
感じるストレスは大きく減った。

1年近く薬を服用しているが、
4月から折れることなく生活できているのは
環境の変化という良薬のおかげと
感じてならない。

受け止め方は自分次第

昨年、鬱を発症する直前あたりは
現状の全てがダメージでしかなかった。

やりがいを感じられない仕事
給料の上がらない仕事
好き勝手言い放題な仕事相手
責任に押し潰されそうな仕事の数々
なぜ自分だけ………が脳内ぐるぐる

恐らく、今の今も状況は変わっていない。
それなのに去年より平気でいられるのは、
良い意味で諦めたから。

環境の変化ももちろん大きく、
それと同時に諦めたというのも
同じくらい大きい変化。

「なぜ変わらないのか」

自分の意思ではどうしようもできない
変われない対象へ考えるのをやめて、
自分ならどうするかを考えるようにした。

考え方を変えたから楽になったのではなく、
楽をしたいがために考え方を変えたというか…。

責任を背負いこむタイプなので
周りに薄情だと思われてもいいから
背負わないことにした。

「楽をする=手抜き」みたいに
考えてたのを、変えることはできないので
もういっそのこと受け入れることに。

精神状態の波ももちろんある中で、
今はこのように考えることで
鬱とは無縁な日々を過ごせています。

こうやって発信することで、
誰かの役に立てれば幸いです。

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