hitorigoto

就職活動をしていて、本当に思うことがたくさんあった。

私は日本で生まれ育ったわけではない。それでも、日本人としての教育は受けてきた。なんとなく流れに沿って、就職しなきゃ~ってなってたけど、やってるうちに、あれ?思い描いていた人生と違くなるかもって。「周りがそうだから」「先輩がそうしてきたから」「周りが皆大手だから自分も大手」「なんとなく有名なところがいい」色んな考えを見てきた。正直、全部自分も一度は思ったことだ。でも本心ではないとわかっていた。心のどこかで、そんなことを言ってしまった自分がつまらないものだと思った。つまらないと思いつつ、やはり社会の目は気にしてしまう、全く矛盾の多いことよ。

「就職活動」に直面して、自分がどれだけその「型」にハマった生き方から遠ざかりたいかということはよく分かった。

留学から帰ってきて、やっぱり海外で仕事がしたい気持ちが勝って、元々興味のあったとこは受けて見ようと思った。仲の良い海外の友人は自由に生きていて、〇〇年に卒業したからそのすぐ後に絶対就職しなければという私たちの大部分がもつ焦燥感はもちろんない。どうしても自分の今置かれている環境にいると、「今就活しなければいけない」って急かされている感じで苦手だった。SNSとかも含めて。それでも、「就職しなければいけない」ではなく、「好きなことができるか否か」「自分が幸せかどうか」に重きを置いている友人や人生における先輩が国内外にいて、わりと心の支えだった。私もそういう人生が良いと、改めて心の底から思った。

どうでもいいけど、「YouTuberいいな~」「食べて稼げるとか最高かよ」とか思ってしまったこともある。でも彼らも彼らなりに始めから稼げたわけでもなく、有名人でもない自分があの過酷な道のりを始めようともあまり思わない。(ちょっとは海外かぶれYouTuber的存在に憧れている笑)

就職活動中、ちょっとばかしイツワって、そんな自分に対してのイヤイヤ期に入った時、「まあ、好きなことしたら。」と親に言われたその一言だけに全部が吹っ切れて、「本当に私がしたいのはこれじゃない」と思った選考中のものをいくつか辞退した。(考えれば考える程いつのまにか色々受けてて、本当に行きたいと思ってないところまで受けてた、持ち駒っていうんだっけ。精神は安定するかもだけどその先を考えたら、企業にとっても自分にとってもなんもメリットなかったわ...。学校とかでよく言われる平均30社も見つからないし、それぐらい自分はpickyではあった。)

そのあと、今までの肩の荷がスッとおりた。今の時間を楽しめるようになった。大学に通いながら、好きなことを学びつつ、好きな業界で仕事ができている。もう、頑張れるよそんなの!自発的に取り組もう!って思える環境を自分でつかみ取れたから。

自分が元々持っている権利についても考えさせられたよね。
世界には、「就職活動」や「好きなことができるか否か」について考えることすらできない、その権利さえ与えられていない人がたくさんいること。

正直私は自分が本当に恵まれていると思う。小さい頃はあまり意識はしていなかったけれど、親のおかげで色んな世界や環境に触れてこられた。常に刺激を追い求めることが好きになった今の自分もそのせいかも、、?笑「あそこに行きたい、これがしたい」と熱意を言えば、そこにたどり着くまでの支援や同意は得てきた。

基本的に、私は私!人は人!っていう考え方だけど、恵まれてきたからこそ、自分の知識やスキル、そのほかのことも社会に還元できるような人間になりたい。利益にとらわれずに、自分を見失わないように、社会に貢献できる人間になりたい。

皆さんが自分のことを好きでいられて、好きなことができる世の中になっていけますように。

ここに書くことで、見失ったときに、初心に戻れそうだから書きました。
以上、独り言でした!笑

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