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05_脇道

少年は、胃腸が弱かった。そのために大きい方のお漏らしが頻回だった。
それは、小学校高学年まで続いたのです。
ちなみにどれくらい頻回だと言うと、なんと1学期に1回程度のペースで漏らしていたのです!。
小学生の頃と言えば、大きい方のトイレに入るところを見られただけで、大事件になるくらいです。それが、授業中に大きい方を漏らしてしまうとなれば、大事件どころか、人生が終わるような大惨事です。しかも、それを年に数回も。。。
さぞや、悲惨な小学校生活を…と思われた方もいらっしゃるでしょう。しかし、少年は、その日も、その翌日も、いじめられることもなく、毎日元気よく登校したのです。
まあ、本人でさえ、悪びれた気持ちもなく、何事もなかったように、当たり前に登校してくるから、いじめる気にもならなかったのかもしれません。どちらかと言えば、常に面白い人気者の方だったのです。

思えば、お漏らしは、幼稚園の頃から続いていて、ほとんど、そのまま小学校に上がったものですから、みんなにとっては、すでに周知の事実だったのでしょう。きっと「ああ~またか~」程度だったのかもしれません。

「継続は力なり」

ちょっと違う? 笑

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