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たとえ初心者でも法律と向き合うこと

今の私の仕事の1つに、「当たり前のように法律を読まされる」というのがあります。もともと私は純理系で、活字がタクサンある文書に反吐が出てしまうようなぐらい、そっち系がニガテな人でした。

とはいえ、仕事は仕事。どれだけ自分に向いてようが、そうでなかろうが、向き合わなくてはならない時はあるわけで。。。

それが「法律」でした。

正直バナシすると、最初の方は構成はおろか、まともに「繋がりすら読めない」ニンゲンでした。私の場合、最初は環境関連の法律だったので環境省の法律ですから「法律・政令・省令(環境省令)」が基本なわけですが、これらのリンクすらまともに読めなかったのです。

さらに、私の性格が邪魔したのか、「~しなくてはならない」的な文面ばかり読むのがアレルギーに感じるぐらい、本当に最初の方は嫌でした。今でも、なぜそれに向き合うようにできたのか、よく分からないところはありますが、私のきっかけは意外なところからでした。

実は私は、法律のガチガチした文面を読むと寝てしまうぐらい嫌だったので、先に環境省の通知から読み込むことにしたのです。通知というのは、全てがオープンソースではないのですが、それでも主要な通知はホームページから普通に読むことができます。

通知を追って、法の変遷を「比較的読みやすい文書」で読み、そこから法律に戻ってみた。そうすると、通知には法律に関する通知から政令・省令に関する通知もあるので、自然と頭の整理がついてくるようになりました。

一度わかってしまえば、あとは「どう整理するか」と、「どこまで簡便にできるか」がポイントですが、これはまた時間のかかったことで、色々と思考錯誤してきたものです。

そして、だいたい一般法は構造が複雑なのですが、特別法は一般法よりは見やすい構造なので、特別法の理解から入ったというのも、今の私をつくる上ではよかったのかなと思っています。

なお、通知から法律の読み込みができることで、改めて通知側で「随分思い切ったこと書いてるなぁ(=だったら法律に明文化してよ。。。)」とか思うことも、感じることもできるようになってきています。そういうスパイスがあれば、尚更理解も進んでいくので、未知の法律に向き合う際も、今はある程度骨組みを考えながら見ていくようになりました。

私は、法律の文面がすごく複雑で回りくどい書き方で、「準用」とか言って適当な引用をしまくるのが面倒だなぁと、いつも思っています。そのうち余裕ができたら、自分が携わってきた法律の詳細な読み込みなんかをシリーズ化しながら書きたいと思います。「ぶった切り法律読破術」みたいなこともやりたいですね☆

#私の仕事

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