ビートルズが好きな話

先日、金曜ロードショーで、ボヘミアン・ラプソディがやってましたね。
見ました?
僕は2回目の鑑賞だったんですけれど、やっぱりいい映画ですね。
Queenのフレディ・マーキュリーの生き様を描いた映画。
あんなドラマチックで刺激的な人生、僕も歩んでみたいものです。
ちなみに楽曲は、Another One Bites the Dustが一番好きです。
あのベースライン、癖にならないわけがない。
邦題は『地獄へ道づれ』らしいですね。

そうそう。
6/7はジョジョの奇妙な冒険の作者の荒木飛呂彦先生の誕生日でしたね。
荒木先生は洋楽好きとして有名で、ジョジョの奇妙な冒険に出てくるキャラクターの名前などに洋楽の楽曲名やバンド名を引用しているんですよ。
Queenも実はそうでして。
僕がジョジョで一番好きな第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場するキャラクターの名前に引用されているのです。
他の部にも結構色々なバンドや楽曲が引用されていますよ。
洋楽が好きな人は、ジョジョ是非見て欲しいですね。
その中でも、日本のアーティストで初めてキャラに名前が引用されたのが僕が大好きな…

お前の次のセリフは、
「そういえばこのnoteのタイトルって『ビートルズが好きな話』じゃ?」
だ!

失敬。

ジョジョとビートルズが全く関係ないわけではないんです。
ビートルズのアルバム、『Let it be』に収録されている楽曲、『Get back』にはこんな歌詞があります。

Get back, Get back, Get back to where you once belonged.
Get back, Get back, Get back to where you once belonged.
Get back, Jojo, Go home

『Jojo』ってあるでしょ?

この曲、作中で登場キャラがカセットテープで聴いてるんですよね。
もしかしたら、『ジョジョ』という名前を荒木先生が考える時に、頭の片隅にあったのかもしれませんね。

僕は小さい頃からThe Beatlesが大好きなんですね。
きっかけは、一つの映画です。
ビートルズの楽曲に、『Yellow Submarine』というものがあります。
黄色い潜水艦。
リンクに飛んでもらえば分かると思いますが、実はこの楽曲、アニメ映画のテーマソングなんですね。
1968年に公開された『イエロー・サブマリン』という映画は、ビートルズの4人のメンバーがキャラクターとして登場し、その音楽とユーモアの力で悪に立ち向かう映画です。
この映画のVHSを、小さい頃に両親に見せてもらってたんですね僕は。
物心つく頃まで、何度も何度も見返しました。
その抽象的な世界観とビートルズの楽曲が心地よく混ざりあい、最高の映画なのです。

ビートルズの楽曲の魅力って、キャッチーなメロディもそうなんですが、僕は、シンプルでストレートな歌詞にあると思います。
だって、英語や音楽の教科書に何年も乗っちゃうぐらいですからね。
すごく聞き取りやすく、理解しやすいシンプルな英語なんです。
俺英語、喋れんけど。

僕がビートルズで特に好きな楽曲は、その映画に登場するものが多いです。

他人への無関心や孤独を歌った、『Eleanor Rigby(エリナー・リグビー)』
恋人との永遠の愛を歌った、『When I'm Sixty Four(僕が64歳になっても)』

ちなみにエリナー・リグビーは、ジョジョの奇妙な冒険 第一部『ファントムブラッド』に登場する『エリナ』というキャラクターの元ネタだったりします。

そして一番好きなのが、『Nowhere Man(ひとりぼっちのあいつ)』です。

ジョン・レノンによって書かれたこの楽曲は、現実の世界に居場所のない、妄想の中を生きている男に語りかけるというような内容の歌詞です。

現実には居場所がない、妄想の中で誰のためでもない、どこにも行き着くことのない考えを巡らせている男に対して、
『でも、どこか僕らと似ていないか?』
と、そんなセリフを投げかけるこの楽曲は、不思議と僕の心に染み渡り、溶けていったのです。

僕の創作作品の主人公が、孤独で独りの男が多いのは、この曲が好きだからだったりします。
いや、一人劇しか書けないからか?
つら。

小さい頃に好きになったものって、その人の生き方に結構影響しますよね。

皆さんのルーツは、なんですか?

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