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ひゅぽる、ウパッ!かりっ!見た目より深い水辺のお話し

読書仲間に教えてもらった本。
メルカリで買って届いたものをテーブルの上に置いておいたら、学校から帰宅した小4娘が「ありがとうー!この本、面白そう!ママが選んでくれる本はおもしろいよね!」と言って喜んでおりました。

えええ!?本当はその本…
娘のために買ったわけではなく、私が読みたくて買ったもの。
まぁ、そのまんま、笑顔で渡しますよね。笑 

3日後、「めっちゃ面白かったーー!読み終わったよ。ママも読んでごらん!」と、オススメされました・笑
そして、読んだわけです。

『もしもカメと話せたら』
絵  じゅえき太郎
文  ペズル
監修 須田研司

次郎くんという人間の男の子が、カメに連れて来られたのは、そう!お城。
水辺の生き物たちから、クスッと笑えるけど、深いコトを教わっていきます。

中でもやっぱり最高なのは、一番最初に出てくるニホンイシガメさんから教えてもらった「ひゅぽる」術。


 イラッとしたら、ひゅぽってみよう。


イラッときたり、バカにされたり、意地になって言い返したくなるときの対処法。
それが、ひゅぽること。
カメが甲羅の中にひゅぽっ!と入るアレです。

正義を凶器に争う人間。ムダに争ってお互い傷つくのはやめよう。
心に余裕のあるほうが凶器を捨てる。ひゅぽる。

深いですね!
夫にイラッと来たとき、上手にひゅぽれるようになりたいものです。
リビングのどこかに、カメの置物でも置いておいたら「ひゅぽる」術、忘れずにいられるかしら。

とりあえずイラッ!ときたら、次の言動はどうなるかさておき、小さく「ひゅぽっ!」と声に出してみる練習からはじめたい。



愛嬌、最強


お次はウーパールーパー。
愛嬌のススメ。

ミスしても許される人っているでしょう?
そういう人はたいてい愛嬌がある人なんだよ、と。
愛嬌にはネガティブな感情を打ち負かす力がある。

なるほど、たしかにそうですね!

「見た目のかわいさ」と、「性格的なかわいげ」があるけど、年を重ねるうちに見た目の可愛さは薄れる、失われるから、老若男女持ち続けられるのは「性格的なかわいげ」。ウパ!

ウーパールーパーは、愛嬌たっぷりの見た目に加えて、かわいさの印?半濁音が2つもついちゃっている。

【半濁音の例】
パプリカ、ゆたんぽ、ピロリ菌、マチュピチュ、トランポリン、ピクニック、すっぽんぽん、リコピン、ピンポン、きりたんぽ…

うん、たしかに可愛い♡
お笑い芸人のコンビ名に「ン」が付くと良いみたいに
可愛げを演出したかったら半濁音の「ぱぴぷぺぽ」ということかな?

私が長年使っているハンドルネーム「まかりん」も、「まかぽりん」のほうが愛されやすいってことかな。もっと早く知っていれば…。

最近はもっぱら「マカナ」と言っておりますが、ちなみに実名でございます。

「のりぴー」はすごいな。
昭和の頃から、自分でこのことに気付いて名乗っていたってわけか…。
(あれ?みんなちゃんと付いてきてくれてる?笑)



自分に合う環境を、貪欲に狩りにいこう。


最後はヤドカリさんのお話し。
宿を借りるからヤドカリなのは知っていたけど、時に人の貝殻をグッとつかんで「宿を狩る」こともあるそう。
より良い環境を貪欲に求めていきなさい、と。

一説によると、体にピッタリ合った貝殻を背負っているヤドカリは30%ほどなんだそう。現状に満足しているヤドカリは意外に少ない。
人間も同じかも。

成長している限り、ベストな環境は日々変化する。
良い環境を貪欲に探し続けなさいと、ホンヤドカリのお姉さんがおっしゃっていました。

「成長している」とは、なかなか言えないけれど、本を読んでいると毎日少しずつ変化する自分は感じますね。

この「もしカメ」を今朝読んで、ひゅぽることを知っただけでもちょっとした変化だもの。
そういえば、お庭に置いていた石でできた小さなカメの置物どこいったかな?アレ探してみよう!

イラッときたら
えええーーっ!?と思ったら、カメだ。
ひゅぽるんだ。

そういうえば、この間会った友だちが、
「イライラしたら、『イライラするーーっ!』って言うかわりに、『ムラムラするーーっ!』って口に出すと良い」って教えてくれました。

これも、なるほど!!と思ったのです。

ひゅぽるか、ムラムラするか・笑
どっちか、やってみませんか?

いやしかし、読書記録のアウトプット
いまのところ毎朝やっていますが、毎朝やるって決めていません。
相変わらず時間かかってるし…泣

書いたら書いたで結構楽しくて長くなってしまうというジレンマ。

朝の5時半から仕事の準備スタートする日もあるので、スケジュール的に無理な日は、サラっとスルーするウパ!!


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