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12.三峯神社へ②

三峯神社からの旅を終え、ご祈祷をして頂いたお札を家の神棚に並べた。

大きな木製のお札。他にも、氏神さまと、ゆかりのある神社のいくつかのお札を置いてあったが、三峯神社から頂いたお札が大きく目立っていた。

「お母さん、他の神社のお札っていつからそこにあるの?」

「いつからって、お正月のお参りの時に買ったのもあるし、明治神宮は今年のお正月じゃないけど、なんとく処分できないの。お父さんとお母さんの結婚式の時に頂いたお札は、もう10年経ってるけど、処分できないのよ。ところで、なんで、そんなこと聞くの?」

「三峯神社のお札がすごいパワーが強いよ。白い玉がモクモク沢山出てるよ。」

「え?ちゃんとご祈祷してもらったからかな。沢山でた白い玉ってどこに行ってるの?」

「家中に広がってるよ。明治神宮はパワーの強い神社だから、お札は、まだ少しパワーが残ってるみたい。少し白い玉が出てるよ。お父さんとお母さんの結婚式した神社のお札はもう何も出てないし。他のは出てるけど、三峯神社程じゃないよ。」

「へ~そうなんだ~。」

「お母さん、着物の女の人が視える。」

「え!?それってもしかして、三峯神社のイザナミノミコトのこと?!」

「う~ん、イザナミかはわからないし、三峯神社でみた着物の女の人とは違う着物だけど、似てる感じだよ。まだ、全身じゃないけど、着物が視える。」

「そうなの?!そしたら、顔が視えてきたら教えてね。」

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それから数日経ち、着物のの女性の顔が顎の方から徐々に視えてきたという。最後に髪の毛、手足が現れ完成したと言う。

「着物は違うけど、三峯神社でみた着物の女の人と顔がそっくりだよ。そして、今度は隣に男の着物を着た人が視えるよ。」


「え~?!三峯神社から来てくれたのかな?イザナギノミコトも?!」

そんな訳で、今は、イザナミイザナギが我が家を守ってくれているということになっている。

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息子が描いてくれた神様。随分、かわいらしいので、イザナミノミコトだと思い込んでいたら、イザナギノミコトとのこと。

両手には赤い数珠のようなブレスレットに首飾り。白い着物に赤い帯。目はなんと、虹色だという。

三峯神社に着いたら息子の後ろからついてきたオオカミもそのまま家まで着いてきてくれたらしい。今は、息子と行動を共にし、小学校へも着いて行き、授業中は息子の隣に常て居てくれるらしい。

「そんなことってあるんだね。お母さんは視えないけど、Rが言ってること信じられるよ。いつまで、オオカミはRについていてくれるんだろうね。」

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三峯神社へ行ってから数か月経ってる今。息子は、三峯神社からついて来てくれたオオカミとともに暮らしている。そうだ。

そして、目に見えない世界のことで、何か知りたいとがあると、ことある毎にオオカミに質問して色々と教えてもらっている。

Instagram makana.7









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