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写真を学んで満足、そこから先へ/#160

最近はカメラの性能向上と無料で知れる良質な写真知識が世に出回っている。この甲斐あってカメラ始めたての初心者でも一定の水準に達するのに半年とかからない。ある程度のカメラとマニュアル撮影、光、構図などを知っていれば良い写真は撮れてしまうものだ。

人は学びを得た時に幸福感に近い感覚を覚える。知らない知識に触れ身につけたときなど学びを楽しく感じる。しかしその知識が本当に身につき日頃の写真に活かせるかは別の話しになる。なぜなら、どれだけインプットをして知識や技術を知っていようとも実践しなければ実際の写真に変化は生まれないからだ。

新しい知識や技術を知るとつい出来るようになった気がする。そこで満足してしまう。知っているから実際に自分も出来ると過信してしまう性質がヒトにはある。大切なのはアウトプットを前提としたインプットを行うこと。なぜそれを学ぶのか、学んでどう実践するのか。知識や技術は使わなければ衰えていく、一度も使わない知識はその時間と労力を考えると本当に必要だったのか疑問すら浮かぶ。

なぜ学びその先にどうして行きたいのか。今の自分が目標へ向かうには何が課題なのか。それを克服するには何を知り行動をどう変えるべきなのか。その思考過程を繰り返すことがより良い写真を撮るために必要なこと。どれか一つに偏らず円のようにグルグル巡らせることが重要。

あなたは何のために写真を学んでいますか?
学んだ先にどうして行きたいですか?
学びを直ぐ実践に活かせてますか?


 SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画  / 鳥取のPR活動も行なっている。
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