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「フィルムの魅力」僕なりの楽しみ方

ここ数年若い世代を中心に再ブームとなっているフィルム。
今回はそんな『フィルムの魅力』について、僕なりの楽しみ方を交えながらお話し致します!
これからフィルムを始めようと迷っている方、ばりばりフィルムで写真を撮られている方まで幅広くお楽しみ頂ければ幸いです。

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なぜ「フィルム」なのか?

一眼レフ、コンデジ、スマホなどカメラの性能は常にアップデートされ続けている。誰でも綺麗な写真が簡単に撮れて、その場で写真を確認しSNSにパッと投稿。これが今の写真のスタンダードなのかなと感じています。もちろん写真を見返して記憶を思い出す役割もあります。

こんな便利な時代にアナログな’’フィルム’’を選択した僕の理由。

1枚1枚を丁寧に、記憶を紡ぐことが出来る。

フィルムは撮れる枚数に制限があります。
僕が使っている一般的な35mmフィルムでは36枚がほとんど。
その36枚をどう撮るかは自由ですが、僕は1枚1枚を丁寧に撮りたいと思っています。

普段はデジタルでも写真を撮るのですが、フィルムに比べ残り枚数を気にせず、ついつい枚数が増えがち。
たくさん撮って良い写真をセレクトし、それ以外の写真は削除したり手付かずに...
そのシーンのベストな1枚を選ぶような感覚です。

これはこれでアリだと思うしデジタルらしい使い方。
けれど僕が大事にしたいのは、シャッターを押す瞬間のその場の空気感を含め記憶を1枚に閉じ込めたい。そんな願いがあります。

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フィルムは枚数制限があり、その場で確認できないからこそ1枚を無駄にしないように神経を研ぎ澄ませ、本当に残したい瞬間にシャッターを切れる。そういう気持ちにさせてくれる力があると感じています。

1枚に込める想いが強いからこそ記憶も鮮明になる。
デジタルの写真を見返した時もその時の記憶を思い出せるのですが、フィルムだとその時の記憶がより鮮明に思い出せます。
それは1枚1枚を大切に自然と向き合えるからだと感じています。

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僕なりの楽しみ方

僕がどんな時にフィルムで撮るのか、それは日常を撮る時です。
フィルムには様々な制限があるからこそ1枚に込める想いが強い。
そうなったときに自分はどんな写真を撮りたいのか?

この答えは人それぞれだけど僕の答えは、何気ない日常でした。

日常は当たり前のようで当たり前でない。
そんな日々の記憶を大切に残し続けていきたい。
デジタルでも残せると思いますが、フィルム独特の優しい描写が
残したい記憶や思い出にベストマッチするからこそフィルムを使うんだと思う。

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長い人生の中のほんの一瞬。

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そのひとつひとつは自分がこの目で見た
かけがいのない時間であり記憶なんだって思う。

だからこそ、肩に力が入らないように等身大でフィルムで撮り続けたい。

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SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / 日々の日常と友人や恋人を中心に写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画 / 地元のPR活動を行なっている。
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