![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82853850/rectangle_large_type_2_ed448b26cc2b3f84ae719e02b806ba62.jpg?width=800)
フィルムの選び方/#197
フィルムって良いですよね。カメラを趣味にした人なら必ずといって視野に入る選択肢。けれどよく分からなくて素通りする人はとても多い。色んな種類があるし100とか400とか800とかいっぱいあるし、どれ選んで良いのか分からない。現像するカメラ屋さんとか言い出したらもうお手上げですって状態です。自分がそうでした。
フィルムには各メーカーによって特徴が異なります。描写や色味に個性が出るのです。しかし共通しているポイントもあります。それがフィルムの感度でベースとなる明るさです。数字が大きくなるほどに明るく撮影が可能でシャッター速度を速くしたり、F値を絞って撮影できます。
例えば感度100は晴れた屋外を基準としています。十分と光のある午前から午後にかけての明るい環境であれば、なんでも撮れてしまいます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82854337/picture_pc_9e590041a0def98b269636d8f37ca0df.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82854338/picture_pc_a649a56f32425ec31656f4d3e6f15d6c.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82854421/picture_pc_97c865ace3a9ddc7db305c411c5f5362.png?width=800)
続いて感度200のフィルム。先程のフィルムより少しだけ明るさがあります。こちらも明るい屋外や影などでも撮影が可能ですの。価格帯的にも買い求めやすく、撮る楽しみを教えてくれます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82854641/picture_pc_aef5dc329e20fda7a7c45dcdd33171df.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82854675/picture_pc_a8b568c35221bbcaf8433b70881b3e9b.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82854671/picture_pc_164fd182d81049dbbc66da0bb80182f6.png?width=800)
そして最も代表的な感度400のフィルム。万能の一言に尽きます。小小明るい室内から屋外まで汎用性があります。明暗さのある環境でも暗部が潰れず、明るいところから黒いところにかけての諧調が豊かで各メーカーの主力と言えます。どんなシーンでも撮影可能であり、迷ったらコレ!と選べば間違いありません。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82855062/picture_pc_a69b0916254e3616f12d53458bdebeea.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82855066/picture_pc_73bb5b1272ce16f402ddfc8e45c179fa.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82855064/picture_pc_8ec9f2843e437bbd5d8c7d2910447d36.png?width=800)
使っているフィルムカメラのシャッター速度上限を確認した上で、適切な感度のフィルムを選べると気兼ねなく撮影ができます。加えて自身が好きな描写や色味に近いメーカーさんに託すことで写真をより楽しめますよ。感度はフィルム選びでとっても重要。描写に大きな影響を与えます。フィルム毎の特徴やその他フィルムに関することは下記にまとめましたのでご覧ください。
SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画 / 鳥取のPR活動も行なっている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?