現地採用生活も終わりが見えてきて思うこと・次の働き方について

私は今東南アジアのとある国にいて、厳しいロックダウン中だ。来年の1月にワークパーミットの2年期限が切れる。もうそこできりがいいのでこの会社、この国にもさよならしようと静かに決断した。

いつか来る終わりの時。ごく自然にその決断はやってきた。日本社会ルールの最低3年就業は達成できなかったけど、意にそぐわず無理して3年やり過ごすならもう次に進みたい。それに正直コロナで会社は傾いているのは事実なわけだしオーバーめに何とでも説明はできると思う。それでも、3年働いてない、と3年にこだわる会社はこちらから願い下げだ。

次はどこで何をしよう。わくわく感もあるし現実的に30代半ばになってしまった年齢と日本社会ではゴミレベルの経歴でどんな選択肢が残されているのか少し悲壮感もある。ただネガティブになりたくないし、会社という組織の中で結局こうありたいという目標がなく点々とここまできたわけなんだから、もう会社勤めも違うのではないか、と思っている。

今までお金を稼ぐ為に、理不尽なこと、意にそぐわない事をやってきたことは数知れず。そしていつも社長や上司は理不尽で人間的に尊敬できる人に出会った事なんてなかった。残念ながら。彼らは大体人に嫌われている。いつも彼らの指示は一方的独りよがりで周りが見えておらず、自分の意見は正しいと信じて疑わず部下は意見を言えず(言えたとしても聞いてもらえず)議論を交わすことなく飲み込み従うだけ。特に今の会社のアホ社長は日本でも出会った事がないレアな人物なのは言うまでもない。

他人に諭されるまでもなく働くという事はそう言うことだ。嫌な事を我慢してお金をもらうのが働くという事だというのももう承知。重々承知。

でも、もうそういうの全部疲れちゃった。なぜ彼らの為に私が神経すり減らし、意見を言えない、いう事を聞くだけの自分に罪悪感を感じないといけないのか。戦えない自分を責めるのか。お金は勿論大事。ただ、もうすり減らし摩耗してまでは嫌だな。

次の目標がまだ見えてないこの時期が一番落ち着かないのだけど、見つけたい。次の目標。そして働き方に関しては次のステップに進みたい。世の中の多くの人がファンをつくり、活動している。おこがましいけど自分もそんなことができたらと思っている。ただ何ができるんだろう。

現地採用と言う立場で働くことの危うさや補償のなさは他人におすすめできることではない(特に高齢になればなるほど)けれど、これから挑戦したい人に対して否定はしない。否定すると自分の選択も否定することに繋がるから。ここから自分の道が見つかれば、そして応援してくれる人に出会えればと思う。明るくてかわいいBBAになるために、悲観せず生きる。これ最終目標。



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