国際女性デーに感じた違和感。女ってなに?
うちの会社はお金がないのに、イベントごとや社員の誕生日にプレゼントがある。正直、無駄な経費だから個人的にはやめればいいのにと思うのだけが、ベトナム・フィリピン社員は毎回大喜び。みんな物をもらうときだけ?は素直に喜び、(日本人よりも明らかに喜ぶから、ここにいる駐在のおじさん達は若い女の子にプレゼントするのが嬉しいんだと思う。)
セルフィー大会が始まる。これも私は苦手でいつも逃げるのだがあんたも一緒に撮るのよ!といつも巻き込まれてしまう。
いつも端の方でひきつった笑顔で写る私が、インスタやFacebookに拡散される。
さて、うちの社員は1人を除いて性別で分けるとするならば皆女性だ。
1人はゲイで、性別的に男性だが、心は女性らしい。
はっきり本人から聞いたわけではないが。
この国際女性デー。この社員以外の女には1人1人プレゼントが配られる。
私は毎年この日はモヤモヤとしてしまう。
1人以外にあげるのも平等じゃないし、心が女性なんだったら女性なんだから彼にも渡して一緒に祝えばいいじゃないか、と思う。
でも書いていて思った。彼はそれを望んでいるのかな、と。
ちょっと納得いかなくて、プレゼントを準備しているスタッフにちょっと聞いてみた。なんであの人にはあげないの?
多分めんどくせーこと言ってんなこの日本人と思ったと思う。苦笑いしながら
「国際女性デーは性別、物理的に女だけの日だから。彼にはあげないよ。」
うーん。じゃあ心が女性はどうなるの。これ以上は言うのはやめたけど。
彼はどう思ってるのかはわからないけど少なくとも私は納得がいかなかった。
国際女性デーはただ単にこの日はジェンダー平等や女性の生き方を考えましょうねっていう日なんだと思うけど。
根本的な女性って何?という疑問が頭の中に浮かんだ。
私は性別的に女だし今のところ男が好きだけど、それって普遍的なものでもない。と思う。普段自分が女に生まれてよかったとか女を特段意識したことがない。むしろ女性らしいデザインの服とか大嫌いだし。うーん、うまく言語化できないのが本当にもどかしい。語彙力がないのが悔しい。
もし来年もこの会社にいたら、国際女性デーにプレゼントをもらうのはお断りしようかなと思っている。
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