同級生という特別な存在
最近、久しぶりに同級生4人で集まる機会があった。昨年に同窓会で会ったときも思ったが、やっぱり同じ学校で学んだ同級生との会話は面白い。仕事終わりに集まった焼き鳥屋で夜遅くまでワイワイやるのもいいものである。
懐かしさと目新しさ
それはただ単に懐かしいという感情から来るものもあるが、同時に新しい発見を持たらしてくれる。例えばそんなことあったなあ、お前よく覚えてるなあという話もあれば、その出来事に自分は関わっていなかったし知らなかったけど裏ではそうなってたんだ!とか卒業した後に初めて知ることも多い。また同じ想い出に対して真逆の感想を抱いていたり、同級生だからといって全てが全て共感できるわけではないのも実に面白いのである。
大体盛り上がるのが、当時の教師の愚痴や、かつての同級生達のその後や現在のお話だ。あとはアラサーなので結婚に関する話題も多い。ディープな話題もあったが同級生相手だと気楽なので仕事や街コンの飲みとはリラックス度が圧倒的に違う。
同級生から亀田誠治に似てるとか初めて言われたのでググってみたら確かになんか似ている気がする。これも新発見だ。
かつてしのぎを削ったライバル達
他の人間がどう思っているかはわからないが、仲が良い悪いを問わず私にとっては全員が倒すべきライバルであった。地元の小学校から中高一貫の進学校に進学したので当然トップを狙っていくしその自信もあったが、小学校までとは明らかに違うハイレベルな争いの日々だった。
元々持っていた自信は簡単に打ち砕かれたし、今まで通用していたことが全く通用しなかった衝撃は大きかった。だがそういったなかで仲良くできる人間と出会えたのは大きかったし、後々まで付き合える友人は非常に貴重である。
卒業(してないけど)して気づく貴重さ
私は高校を中退した後、単位制の高校、予備校の浪人時代、専門学校、大学といった環境を経てきたが同い年の同級生との出会いが当たり前にあったのは最初の高校までだ。
単位制の高校では私服ということと授業で誰と一緒になるかわからないため、同い年かよくわからない相手も多かった。浪人したため、専門学校や大学時代は年下の同級生が多かったし、気軽に話せる相手が貴重なのは社会人になって痛感する。特殊な業界のため、同期と後輩が存在しないし、仕事先で同い年の人間に出会える確率はほぼないと言っていい。基本的に人見知りだが、同級生には生態を知られているので今更という感じなのも大きい。社会人以降に出会った人と比べても精神的距離が全然違う。
おわり
再会できた人間もできなかった人間もいるが、意外と名前やらなんやら覚えているものだ。英単語の短期記憶ならまだしも受験勉強でも長期記憶は苦手だったので自分でも驚きだ。見た目は大人になっているが、中身は変わらない奴も多いし、新たな刺激にもなる。婚活は体力も必要だが、やはりモチベーションが大事であるため新たな刺激は必要不可欠だ。ぼちぼち復帰戦なので追いつけるように頑張ろう。