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エネルギーヴァンパイアだった母

昨日、どうしても足先が冷えるので近所の整体へ行った。気がつくと、ずっとネット上でのゴタゴタというか、粘着されている話を愚痴っていた。施術が終わる頃、整体師のお姉さんが悲しそうに、私に言った。
「今日のみくさんの体は、こちこちでみくさんの体じゃないみたい。どうにもならないことには、関わらないで下さい。手放していいのよ」
私ははっとした。
自分もまた、相手をコントロールしようとしていたのにやっと気がついた。

そして幼児期の思い出がうわあっと意識に浮上してきた。母は、何かあるとその責任を、全部子供の私にかぶせていて、そして私が、どんな対応をしても決して満足せず、いつまでもいつまでも私を責めるのだった。彼女は、エネルギーヴァンパイアだった。

小さな頃は、それでも何とかこの人を幸せにしないといけないと、勝手に素直に私は思い込んでいて、いつもぐるぐると母のことを一生懸命に考えていた。でも、本当はそれは母の問題だったのだ。彼女自身が、人のせいにしないで解決しなければならない事柄だったのだ。

今後、私はそういう風に自分に近づいてくる男性の恋人や、女性でも親友とか先生を装った人から、一定の距離を置くことにした。

私の心も、体も、時間もエネルギーも自分の大事な大事な資源だ。それを、勝手に奪っていったり、訳の分からない報復をしてくる人間が私は大嫌いだ。当たり前だ。

私はこれからは、自分の人生を航海してゆく。Bon Voyage!

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