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良い意味で欲が出た。

私は良い意味で欲が出てきた。
この前、書きたいより書いてしまう、というようなふにゃふにゃしたことをつらつら書いたのだけど……

いや、私、次は静かな文章書きたい!

なんだ、ガッツリ欲があるじゃないか。私はまだまだ追い求めるものがあるんだ。そんなことを考えている。

勢いで5日間で書いた『愛玩の君』というホラー小説は、落ち着いた今読み返すと、私の中ではどこかうるさい。うるさいっていうのは、なんて言うか落ち着きがないというか、慌ただしいというか。当たり前に私の焦りが全面に出ていて、それはそれで(内容とかじゃなく雰囲気が)面白いのだけど、やっぱりうるさい。笑

なんだか静かな文章を書きたいな。そう思ったけれど、果たして私にできるのだろうか?

感想やコメントを頂いて、今まで自覚していなかった自分の持ち味を知ることができたのは本当に良かった。でも、実を言うと、それを逆に意識しはじめてしまっている自分がいる。

持ち味に寄せるのか?

いや、そんなことしなくていい。私は私の好きなように書けばいいんだ。結果的に私の味は染み出していくものだと信じたい。

創作大賞の作品をいろいろ読ませていただいている。読む中で学びが多くて、そしてそのレベルの高さにおののいている。だから、今更、自分の作品に感想を書いていただけたことが、信じられないくらいだ。頂いた感想に恥じないように、ちゃんとした小説を仕上げたい。

私は長編が苦手意識があり、『愛玩の君』という短編、2万字超えて書けたのすら初めてのこと。

ちゃんと書かなきゃ、ちゃんと自分と向き合わなきゃ、作品を書きあげなきゃ、恩返しできないなと本当に焦ってきている。

でもこの緊張感を味方につけたい。

私は書きたい。書かなきゃならない。

書きたい書きたい。

あんな、こんな、文章を書きたい!

書きたいという欲望に忠実になろうと思う。

そんな独り言。


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