肩が痛い!五十肩闘病日記

たまにはふざけた文章を書きたくなってしまいました… ご笑納下さい

 夏のパリオリンピックで一番衝撃的だったのは、柔道の阿部詩選手の号泣であったが、その次くらいに衝撃だったのは、馬術団体のチームの愛称「初老ジャパン」だった。「初老」って、ずいぶん自虐的な名前だなぁと思ったのだが、選手には自分より若い人もいて、これにずいぶん衝撃を受けた。おじさん、と呼ばれることにも若干いまだに戸惑う年頃の私にとって、自分より若い人が「初老」!?なら、私はベテランの「初老」なってしまう…

 全国の私と同じ世代の、「初老」という言葉を聞いてもやもやしている私と同じ年頃のナイーブなおじさん以外にも、この「初老」という言葉を聞いて苦々しく思っている霞ヶ関方面の人たちもいるに違いない。少子高齢化と社会保障費の激増を、高齢者の定義の年齢をこのままどんどん上げていけば、危機をなんとか凌げるかもと考えている官僚の方々である。40代で「初老」だなんて言われたら、「50代はまだまだひよっこ、60代でもまだまだ青春ですよ、皆さん頑張って働きましょう!」とは言えなくなってしまう。

 まあ、そんなオリンピックの始まった数ヶ月前から、右肩が痛くなってしまった。病院には行っていないが、4、5年前に左肩が同じように痛くなって五十肩だったので、今回も症状がよく似ていることから、おそらく五十肩で間違いないだろう。「五十肩」とはいかにも「初老」の病気である。でも、笑っていられる程度の、いつかはよくなる病気である。もし目の前の相手に「実は、私、五十肩になってしまいました」と言われても、笑って「大丈夫ですか〜?」と言っても一向に差し支えないと思う。

 そんな私の五十肩の闘病日記だか、同病で苦しむみなさんの闘病の支えとなり、しいては私の経験が、五十肩治療に関した医学の発展に少しでも寄与できることができれば、望外の喜びである。

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