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スランプを克服する5つの方法

みなさんこんにちは!
「全ての人が自信に満ち溢れている世界を創る」をビジョンにスポーツメンタルコーチを目指すよしです

今回は
『スランプを克服する5つの方法』
ということについて解説していきます


あなたは
「スランプを克服する方法がわからない」
このように悩んだことってありますよね?

色々なスランプ克服法を試してみたけど
全然克服できないという人も多いと思います

実はスランプから抜け出せない人は
頭の中で考えているという事実があるんです

この事実が分かればすぐに解決するんですが
これを知らずに悩んでいる人も多いです


そこで今回は
『スランプを克服する5つの方法』
ということについて解説していきます


今回の記事を見ることで

1、スランプを克服する方法
2、スランプから抜け出せない原因

についてわかりますのでぜひ最後まで読んでいってください


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それでは本題に入っていきます



スランプを克服する方法① 自己分析をする


自己分析をすることで自分自身の良いところや悪いところなど、今まで気づけなかった部分に気づくことができます


例えば、学生時代に部活ノートを書いていたことってありますよね?
その当時は「こんなもの書いて意味あるの?」と思っていたかもしれませんが
自分の得意なこと苦手なことを紙に書き出すことで頭の中が整理されます

紙に書き出すやり方はブレインダンプジャーナリングという手法を使うと有効です

ジャーナリングとは頭の中にある思考や感情を書き出す方法です
やり方は
①紙とペンを用意
②書きたいテーマを決める
③15分間、頭の中で思い浮かんだ言葉を書き続ける

この3点のみです

ブレインダンプは直訳すると「脳内を捨てる」ことを意味します
やり方はテーマを決めずに思い浮かんだ言葉を書き殴ること

ジャーナリングとブレインダンプはどちらも頭の中を整理するために使われる手法なので自分がやりやすい方を実践するといいでしょう

ただ、ここで注意しなければならないことはせっかく書いたことを消して書き直すことです
誰かに見せるわけではないですし
あくまで「頭の中をすっきりさせる」ことが目的なので書き直す必要はないんですね

ここでおもしろい研究があるのでご紹介します
名古屋大学などの研究グループが実証したもので
イライラした時にそのイライラを紙に書き出してゴミ箱やシュレッダーに捨てるとイライラを鎮めることができたという研究結果を発表しているんですね
下記参照↓

つまり、頭の中だけで処理するよりも言語化することで自分の中の思考や感情をまとめることができるということです


ですから、ジャーナリングやブレインダンプを活用して自分の思考や感情を明確化するようにしましょう



スランプを克服する方法② 新しい自分を見つける



「新しい自分ってどういうこと?」と思いましたよね?


スランプに陥っている人の多くは上手くいっていた時の自分に戻ろうとしますが
ほとんどの人は過去の自分に戻ろうとしても戻れないことが多いんですね

例えば、シュートが急に入らなくなったり
ドリブルミスやパスミスが急に増えたりした経験ってありますよね?

その時に以前できていたようにプレーしようと思っても難しいと思います
なぜなら、過去の自分の身体やメンタルと現在の身体やメンタルは異なるからです
過去の自分に戻ろうとしたら余計に上手くいかなくなりむしろ下手になったとさえ感じるようになってしまうんですね

例えば、プロ選手やスキルが自分より上手い人のプレーを真似したことってありますよね
また、監督の言われた通りにやったのに全然うまくいかないこともあるかと思います
これは他人と自分では身長や体重、体感の強さなど必ず異なっているから上手くいかないんです

シュートフォームやプレースタイルを完璧に真似したところでシュートが入るとは限りません

つまり、他人の良いと思ったところと自分の良いところを組み合わせてオリジナルなスタイルを身につけることが大切です


ですから、過去の自分に戻ろうとするのではなく
新しい自分を見つけに行くようにしましょう

スランプを克服する方法③ ビリーフを変える


「ビリーフって何なの?」と思いましたよね

ビリーフとは"思い込み"のことでそれによって越えられないと勘違いしてしまうことです

例えば、1954年にロジャーバニスターというイギリスの陸上選手が
それまで不可能と言われていた1マイル(1.6km)を4分以内で走ることに成功しました
これがきっかけで次々に他の陸上選手も4分を切ることに成功したんですね

つまり、「4分を切ることなんて不可能」という思い込みが記録更新を遠ざけていたということであり、考え方ひとつで人生を変えることができるんです

例えば、「このチームには勝てない」「この人には勝てない」と思っていることはないでしょうか
そう思っているうちは絶対に勝つことはできないんですね

逆に「このチームにどうやったら勝つことができるのだろうか?」「この人に勝つにはどんな練習をすれば良いのだろうか?」と考えている時は勝つ可能性があるということです

私の経験ですが
九州大会の2回戦で優勝候補と言われていた強豪校と対戦したことがあります
当時はおそらく誰もこちらが勝つとは思ってもなく、私たち自身そして監督ですらも勝つとは思っていなかったんですね

試合が進むにつれて接戦になり次第にこちらのチームに流れが来た時、負けると思っていた人たちがこれは勝てる!と思い始めました
その結果、優勝候補に勝つことができたんですね

その当時はビリーフという言葉すら知らなかったのですが
今振り返ってみるとこれがビリーフというものなんだなと実感することができています

つまり、自分の中にある思い込みを外すことが大切なんですね


ですから、最初から無理だという思い込みを捨ててビリーフを変えるようにしましょう



スランプを克服する方法④ アンコントロールを意識する



「アンコントロールって何?」って思いましたよね?


アンコントロールとは自分でコントロールできない物事に気づくことです
他人の言動や行動を変えようと思ってもほとんどの場合、不可能ですよね

アンコントロールは車の運転を例に取られることが多いです
車の運転は性格が出ると良く言われますよね

例えば、自分が急いでいる状況で前の車が遅いスピードで走っている場合
イライラして車間距離を詰めてしまったり、「遅い!」とイライラが声に出たりしたことってありますよね

つまり、自分の思い通りにいかないことにイライラするということです

これはスポーツも同じで
・シュートが入らない
・パスが通らない
・相手を抜けない

など自分の思い通りにならないことが続くとイライラしてしまいます
このようなスポーツで起こる感情は日常で起こる感情と似ているんですね

つまり、日常での感情をコントロールする術を身につけることでスポーツをしている時の感情もコントロールできるということです


では、スポーツで感情をコントロールするには具体的にどうすればいいのでしょうか?

それは日々の生活の中で「アンコントロールを意識する」ことです

例えば、車の運転で急に割り込まれた時に「自分ではコントロールできないことに気づく」ことを意識していきます

「あ、トイレに急いでるのかな」とか「待ち合わせに遅刻しているのかな」などという考え方をすることで不思議とそれ以上イライラや焦りの感情は増幅せず、気持ちが落ち着いていくんですね

このアンコントロールは筋トレと同じと言われていて
使えば使うほど思考パターンとして強化されていきます

例えば、チームメイトや監督、コーチに怒られたり、なんでそんなプレーをしたりするのかと思うことがあっても
アンコントロールを日頃から意識していると平常心を保つことができるんですね


私はサウナが好きなのですが、先日アンコントロールを意識すればよかったなと思ったことがありました

休日にサウナでリラックスしようと思い、とあるサウナ施設に行ったのですが
サウナ室でずっと会話している2人の方がいました

しばらくすると静かになるだろうと思い、5分ほど我慢していましたが
一向に静かにしてくれなかったので思わず注意してしまいました

すると注意されたことに対してイラッとしたのか2人のうち1人が私に逆ギレをしてきたんです
ここで言い返すとさらに激昂してしまうと思ったので言い返しませんでしたが、本当に気分が悪くなったんですね

しかし、後で冷静になって考えてみるとその場で注意するのではなく
私が一旦サウナ室から出て、会話している人が出てきたら再度サウナに入ればよかったのではないかと思いました

つまり、他人を変えることができないなら自分の思考や行動を変えてみる
これがアンコントロールを意識するということだと実感することができました


ですから、スポーツでイライラしないために日頃からアンコントロールを意識して過ごすようにしましょう


スランプを克服する方法⑤ パフォーマンスを分析する



何のためにパフォーマンス分析をするの?と思った方もいるかもしれませんが

・自分が立てた目標と現実のギャップを埋めるため
・ギャップを埋める効果的なアプローチが可能になるから
・目標や課題をチーム内で共通認識するため

これらがパフォーマンス分析をする理由です

試合や練習で「なぜ上手くいかないのか?」や「どこがダメなんだろうか?」を繰り返し考えていくことがパフォーマンス分析です

例えば

・なぜ目標達成できたのか?できなかったのか?
・なぜ勝ったのか?負けたのか?
・なぜうまくいったのか?いかなかったのか?

ということを考えることが分析の第一歩です
そうすることで自分が立てた目標に向かって最短距離を見出すことができるんですね

例えば
「試合を振り返る時間がないから」「忙しいから」という理由で分析を行なっていないことはないでしょうか

分析を行わなければ
「なぜ勝てたのか?」「なぜ負けたのか?」
「なぜうまくいったのか?」「なぜうまくいかなかったのか?」
などが課題や評価を明確にできないため、次の試合に活用することができないんですね

特にスランプに陥っている時はパフォーマンス分析をすべきです
なぜなら、以前できていたことができないようになっている場合が多いからです

自分の分析ができていないと何が原因でうまくいっていないのかを知ることができないんですね
つまり、パフォーマンス分析をすることでスランプに陥っている原因を特定できる可能性が高いということなんです


ですから、スランプに陥っている時はパフォーマンス分析をして原因を特定するようにしましょう




それでは最後に

『スランプは自分が挑戦しているという証拠』

ということについてお話しします


スランプに陥っている時はネガティブになりがちなのですが、ポジティブに変換することもできます
それは「スランプは挑戦している人にしか訪れない」という考え方です

例えば、プロスポーツ選手でもスランプに陥る人はたくさんいます
元メジャーリーガーのイチローさんや水泳元日本代表の北島康介さんでもスランプに陥った経験があります

イチローさんは「スランプの対処法は?」と聞かれて「対処しないことが対処である」と答えているんですね
つまり、スランプをスランプだと捉えないということだと私は解釈しています

また、北島康介さんのコーチをしていた人は「スランプは心理的な面が大きい」と答えています
北京五輪前にスランプに陥っていた北島康介さんは自分の泳ぎを改めて見直したことが金メダル獲得につながったと言っているんですね

このようにトップアスリートでもスランプに陥ってそれを乗り越えてきているのであなたが悲観することはないんですね

むしろこれはチャンスだと思い、自分が成長する過程だと意識することで上手くいくこともあるということです

つまり、「なんで上手くいかないんだ」ではなく
「トップ選手もこれを乗り越えてきた」と思い込むことが大切なんですね


ですから、スランプをネガティブではなくポジティブに捉えるようにしましょう



それでは本日のまとめです

今回は
『スランプを克服する5つの方法』
ということについて解説しました

『5つの方法』としては


1、自己分析をする
2、新しい自分を見つける
3、ビリーフを変える
4、アンコントロールを意識する
5、パフォーマンスを分析する


この5つを紹介しました

『スランプ』について悩んでいた人は
ぜひこの記事を参考にしてみてください

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!


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