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娘のキャラ弁遍歴・作りはじめて半年の軌跡

なにかの広告?すきまの動画でミキティ(元ハロプロ今は子供が3人いるママ)が言った

「私夜寝るまでに毎日120%の力を出しきって寝てる!!!」

(1回しか見てない上、広告だったかYouTubeのショート動画かも覚えてなくてうろ覚えです。)

でもたしかにそう言っていて、それを見た私は純粋にすご~!!と思った。

元気な1日に120%出すことはできる。
ただ毎日は無理だ。

まず、寝不足だと不機嫌になる(こどもかい?)
日中やられた腰も膝も目も回復させなければならない。
毎日限界まで動けば、不機嫌でキレ散らかすままになってしまうし、途端に体は壊れると思う。80%しか出せてなくてもこれが限界だ。

ただミキティが120%出してるのに、私が80%なのはさすがにおかしい。40%も乖離していることになる。

ミキティなんて、一世を風靡しあれだけ顔も声も可愛くて歌えて踊れて、旦那さんにも好かれていてYouTubeをさらっと見た感じ子供とも仲睦まじい。

それなのに120%出し続けてるとしたら、私との差は開き続ける一方だ。
もう唯一勝てるとしたら身長くらいか…(おかあさん大きく育ててくれてありがとう…)

そこで、ミキティと私の差を少しでも埋めるべくキャラ弁をはじめることにした。
ちょうど、4月から娘のお弁当が週一ではじまるのだ。

週一だなんて、プレッシャー的にもちょうど良いし、キャラ弁作って自己肯定感あげて娘も喜べば一石二鳥じゃ~~ん‼とうちなる120%の私が声をあげた。

娘の好きなサンリオメインのキャラ弁!!
つくるぞ~!!

このとき、私は娘の喜ぶ顔しか考えていなかった。

どどん。(記念すべき第一作)

こんな目のちっちぇマイメロ、いるんだなぁ…

驚くよね。
これをキャラ弁として送り込んだ自分にもびっくりしてる。
敗因はわかってる。海苔がなかったこと。
早急に海苔を買った。
こんなマイメロ弁当でも娘は「全部食べた~」とだけしか言わなかった。見た目はとくに気にしてなさそうだ…(ほっ)。

二作目。この日は幼稚園ではなく家族のピクニックのために作った。

顔、寄ってね?

うーーーん、なんかこの微妙になんとも言えない地獄のミサワ感

頭をよぎる

この日は娘は私の横でお弁当を開封したのだけど、娘はキティを目視したかわからんくらいのスピードでスプーンをごはんにぶっさしてた。
この辺で気づき始める。

娘、キャラ弁喜んでなくない??
ミサワキティ、目にもとめてなかったよね??それともミサワだからなの?

ミサワだから、受け入れてもらえないんだと一旦仮定をおいて、私は技術向上のためキャラ弁をアップしているブログやインスタを漁り始めた。

そこでクックパッドで見つけたのがこちらの作品。

ウキウキ♬全身マイメロちゃん

キャラ弁の神様だ……!!
この方今は更新がないけれど、かなりの数のキャラ弁をつくっていて…どの作品もすばらしすぎる!!
たべることを躊躇われるくらいのかわいさ。
私のキャラ弁がなんのためらいもなく、スプーンに刺されてしまう理由がわかった瞬間でした
(ごめんよ、ごまいめろ、ミサワキティ)。

弁当だというのに躍動感があり、マイメロがスキップしている、、、!いずれこんな弁当が作りたい‼

へたがついてるトマトや苺をいれると、彩りが増えていいのね♬と思い作った三作目↓
うけついだ音符♬

かまぼこに頼った感

そして、帰ってきた娘に「苺、へたついてたら食べづらいかも…」と指摘される。
そりゃそうだ。

緑をキュウリに変えて。

キティのぬいぐるみとねんねマイメロ。

ただ、あのウキウキ♬マイメロみたいな躍動感がでないよなぁ、、(寝てりゃそりゃでないだろーよ)

一旦、逃げのユニコーン。トマトの断面見せという小技

ピックに頼る

そして、原点回帰のマイメロ。
ごまいめろよりは数段良くなってることはわかるが、うきうき♬マイメロには到底到達していないこともわかる。

うぃんなーきらいなのに、と怒られる

そして、ここで夜娘がこんなことを言い出す。
「給食は大好きなんだけど、お弁当は嫌なの…」(週4給食週1お弁当)
「量が多くて食べるのに時間がかかっちゃうし、お弁当箱の蓋が閉めれるか不安になっちゃう…」

目先の自分の自己肯定感アップに目を奪われ、気づかなかった…‼
こんな小さい弁当でも多いのか…!あと蓋なんてたべおわった後閉まってても開いててもどっちでもいい‼鈍感な母でごめんよ!!

ここに気づけないから私はミキティになれないんだ。
早急に小さい弁当箱を探しに行く。これ以上小さいやつ、あんのかよ!

そういえば、わたしも週一お弁当の幼稚園に通っていて、母が私を喜ばせようとたまにミニーちゃんのお弁当箱を持たせてくれるんだけど、この耳のとこのゴムが!うまくつけられなくて、本当に泣きそうになりながらお弁当を食べてたことがあったなぁ…食べる前から憂鬱だった。
ただ、母は私を喜ばせようとこのお弁当箱にしているわけで、その気持ちが幼稚園児ながらにわかっていたのでお弁当箱の変更を言い出せなかった記憶がある

借り物の写真です。
今思うとこわくない?このお弁当箱

キャラ弁つくる前に、弁当箱の最適化が必要だと気づいた夏。
1度キャラ弁はやめようかと思ったけど、初志貫徹!(どんな初志だよ)と思いちっさい弁当箱で続けます。

サンリオ総選挙後のシナモン弁当

パズルのようにつまったおかず。
ハートの卵焼きを習得

キティとダニエルたなばた弁当
わたしの好きなあいしなくん弁当
お月見弁当

うーん…、、、。
なんか、なんか完璧ではないんだよなぁ。
娘の好きなものばかりいれていて(という言い訳)おかずがワンパターンだから?
キャラの体が必要なのか?

コリラックマ秋の収穫弁当

わかった、、、デッサンだ。
デッサン、デッサン狂ってない!!?

ゆがんでるんだよなぁ。
頭で書いたイラストを米化するとゆがむのよ。
35歳でデッサンに悩むことになるとは。
ただ、ここに来て少しキャラ弁の感想をくれるようになった娘…!
「リラックマもコリラックマも好き~」
見てくれたのね!!うれしい!!!(こうやって、文字に起こして思ったけど弁当の感想じゃなかったような)

ここで、ひとつ言いたいのが
時間対効果が見合ってない

ということ。

あと、私の自己肯定感もあがってないし(むしろさがってる)、娘もそんなには喜んでいない

ということ。

もし、お仕事お忙しくてキャラ弁を作りたくても作れない!というお母さん。
私の導きだしたこたえは、作らんでいい。
こんなコスパ悪いことないわ。
子供もそんなよろこばん。

あと、もともと料理好きじゃないとこのワクワク♬マイメロまでの道程が長すぎる。
一応、私は家庭科も美術も5だったけど、それでもこれ。

それでも、私がミニーちゃんのお弁当箱を覚えているように、大きくなった娘の記憶の欠片に写ればいいなと思い精進する。

とりあえず、娘のお弁当が来年まであるのと、そのつぎに息子が入園するので、プラス3年間修行の場がある。

そこで無理だったら、来世に期待。

今、見返してもこの顔でよくゴーサインでたなぁ…。

ごまいめろ

仕事でこのクオリティは許されないなぁ。
またいつか、修行の後にnoteにまとめられたらな。

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