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2021/5/16 熱海来宮神社にて

コロナ渦でなければ、浅草三社祭で浅草中央町会さんで宮神輿と町会神輿を担がせて頂くはずだっただろう・・・だが、それは叶わず。そこで、例年とは異なる経験をすることとした。

ご縁のあるお仲間と熱海にて、ただただ温泉に入り、ただ美味しいものをいただき、ただお酒を飲んで、ゆっくりと過すため熱海を訪れることに。そして、熱海郷の地主の神を祀る「来宮神社」にお参りに行ったときのこと。

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なぜかは忘れたけれど・・・、お仲間との話で東京の天王洲のことが話題となった時、ふと品川荏原神社の「天王祭」のことを思い出す。このお祭りでは、御神輿が天王洲から海に入水する(現在ではお台場から)、つまりは御神輿が東京湾に入るということなのだが、このことをお仲間にも話していた。なぜ、熱海の神社でそのんな話になったのか、不思議と言えば不思議なのだが。

そして、来宮神社内をさらに散策していると、来宮神社の宮神輿が展示されていた。立派で綺麗な御神輿。我ながら、御神輿があるところにはなぜだか導かれる気がする。

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そして、境内の他の場所には「御鳳輦(ごほうれん)」という、こちらもいわゆる御神輿なのだが、少し形状が異なっているものがあった。「御鳳輦」とは、元々は「屋根に鳳凰の飾りのある天子の車」を意味していたらしい。

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そして、説明書きを観るとこちらの「御鳳輦」、やはり祭礼では熱海の海に入る「浜降り神事」を行うとあった。偶然とは言え、先ほど話したこととぴたりとリンク。

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東京で御神輿を担いでいるはずだった日に、たまたま訪れた熱海の地で御神輿に導かれる。思いも寄らない「御神輿」とのご縁を感じた特別な日となったのでした。