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神輿好きには今や定番?「エアー地下足袋」って知ってます?

「何を書き始めたコイツは!」って思った方。

始めに謝っておきます。ゴメンナサイm(_ _)m

断言します。実生活には一切役に立ちません。

味わいのある話にもならないかと・・・

でもねー、思い付いちゃったんでねー。「BAR足袋」のネタから神輿の時の「祭り足袋」のことを・・・我ながら安易な発想。

でも、思い付いたからには、書かなきゃしょうがない(笑)

「こんなのがあるんだ。へぇ〜」って思って頂ければ、それだけで心が救われます(大袈裟)

まー、そもそも地下足袋って、例えば庭師さんとか工事現場の作業員さんとか、そういう職人さんなんかがお履きになるもんですよね。

だから、大抵の方は、間近で見たこともないし、手に取って見たこともないし、ましてや買ってみようとも思う訳もないと思われます。

でもですよ、神輿担ぐ者からしたら、「足袋」は必須アイテムの一つ。まー、和太鼓とかやってらっしゃる方にも、必須アイテムだと思いますが。

神輿の場合、担いでいる時には神輿の重みを体に受けながら、アスファルトの道を練り歩くんで、足腰への衝撃って結構のものなんですよ。担いでいない時でも徒歩で移動してますし、下手したらそれが朝から晩まで続きますからね。やっぱり御神輿担いだ翌日とかは、体はもちろん足は特に痛かったりするもんなんですよ。

なもんですから、ゴム底でクッション性のある地下足袋を履く方が多い訳でして。

ただね、やっぱり町会や祭礼会なんかによって、祭り装束の決め事や暗黙のルールなんかがあったりするんで、足袋に草鞋履きで担ぐ、っていう方々も大勢いらっしゃいます。

神輿好きや祭り好きって、案外こういう細かいところ煩いですからね。一応、触れておかないと(笑)

でもって、本題なんですが。神輿好きな連中が足に纏うのは、今やただの地下足袋じゃー、ありません。

エアークッション入り地下足袋。その名も「エアージョグ」。なんかエアージョーダンっぽいでしょ(^^)

それがこちら。

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御覧くださいな、この踵部分。透明のエアークッションがガッチリ入り込んでいます。

この「エアー地下足袋」が世に出た時は結構衝撃でしたね。神輿担ぐ時に、確かに足が楽なんですよ。それが人伝に聞こえてきて、皆がこぞって買おうとしたっていう。

とは言え、そうしょっちゅう地下足袋を買い替えてる訳にもいきませんから。なんだかんだ、5,000〜6,000円くらいのお値段するし。だから、買い替えのタイミングを見計らって「こんど買うならエアー足袋だね」って、仲間内でも話ていたもんです。

ちなみに、この「エアージョグ」シリーズを製造されているのは、株式会社丸五という企業だそうでして、岡山県倉敷に本社を構える足袋メーカーさん。なんと創立は大正8年という老舗メーカーさんなんです。調べてみたら、ちょっとビックリ。

でもって、「エアージョグ」の発売が開始されたのが、なんと2002年のこと。もう世に出て20年になろうかという商品なんですね。

そして、このシリーズ進化を遂げておりまして(笑)、エアークッションが踵部分だけではなく、前方にも入った「エアージョグMAX」なんてのもあります。

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さらさらに、2019年に発売された「エアージョグⅤ(ファイブ)」。ソールが改良されて、さらにクッション性と耐滑性(たいかつせい)が強化された最新モデルなんです。なんかスポーツブランドのシューズみたいでしょ(^^)

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ちなみに、私は初期の「エアージョグ」と「エアージョグMAX」の2足持ってたりすんですが・・・

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古い方は雨の時用にして、それ以外の時はMAXって言う使い分け!?

それにしても、最後に神輿を担いだのが2019年9月ですから、もうかれこれ「エアージョグ」も履けず2年にもなろうとしていますが、また「エアージョグ」を履いて御神輿を担げる日が早く来て欲しいと願うばかりです。

そして、さらなる進化を遂げた「エアージョグ」シリーズの誕生も、楽しみにしております(笑)