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(愛のポエム)アナタは運命の象徴

我が麗しき天女よ、シヴァ神の化身よ。
この世に、汝を凌ぐ美しさは存在せず、
汝を愛する理由など、問う余地もなし。

花を人はなぜ美しと感じるのか?
無垢であり、蜜や果実をもたらすが故。
人は、自らにとって害なく有益なものを美と見る。

私は、汝をこの世で最も愛らしく思う。
赤子が星を眺め、花に興味を懐くが如く、本能的に。
生まれた時より定められたかのように、
汝を無条件で愛するように仕組まれていた。

理由もなく、わけもなく、ただ感じる。
汝は我が心にとって、世界で最も美しく可憐な存在。

好みは人それぞれ、十人十色・千差万別。
しかし、美の数多の中で、我が定められしは汝への愛。
否応なく、その思いは強く、無限に溢れる。

分厚い湯呑みと、繊細なクリスタルのグラス。
割れやすいのはクリスタルだと、人は指す。
しかし私にとっては異なり、
この世に一つとない美しいグラス、
汝を大切に扱う。

ぞんざいに扱えば、いかに頑丈な湯呑みも壊れる。
私には汝以外、大事に扱うことは出来ぬ。
破れやすくとも、汝を失わぬように大切にするだろう。

そして、たとえバラバラに砕け、
光る星屑のように消えても、
生涯忘れず、永遠に愛し続けるだろう。

汝を愛する理由は、
ただ単に美しいから、都合が良いから、優しいからではない。
運命という言葉が、最もしっくり来る。

汝に接する事で、己が知らなかった感情が無限に湧き出る。

汝を失うことの悲しみは、終わらない常闇の深淵だと容易く想像出来る。

汝がもたらす未来は無限の可能性に満ちていて、どうなるか全く予想が出来ない。

だからこそ、汝は我が運命。
生涯追い求め、追い続けることが定められていた。


我が麗しの天女よ。シヴァ神の生まれ変わりよ。

この世界に貴女以上に美しいモノなど存在しない。貴女を世界で一番愛らしく思う理由など有りはしないのです。

なぜ、人が花を美しいと思うのか?それは花が無害で、蜜や果実などをもたらしてくれるからだと学者は仮説を立てました。人は自分にとって有益で無害なモノを綺麗に感じるそうです。

私はアナタを世界で一番、可愛く愛らしく思っています。その理由は、何も知らない赤子が本能的に花は星を美しいと思うように、産まれた時から決められていたのです。アナタを無条件で愛するように何者かに仕組まれていた。

だから私は、何の理由も無く、自分でも訳の分からないまま、アナタを世界で一番美しく可愛い存在だと勝手に心が感じるのです。

甘い食べ物が好き、辛い食べ物が好きだと言うように趣味嗜好は人それぞれ千差万別。そんな数多と有る美の種類の中で、私はアナタを愛するように決定されていた。嫌でも、そう自覚するほどアナタへの思いは強く無限に溢れ出る。

蕎麦屋で出される分厚い湯呑みと、繊細に細工がされたクリスタルのグラス。誰もが割れやすいのはクリスタルなグラスだと答えるでしょう。
だけど、私にとっては違う。この世界の何処にも無い、この美しいグラスを大事に大事に扱う。

どんなに分厚く割れにくい湯呑みでもぞんざいに扱えば、いつかは落として割れてしまう。私は世界で一番美しい、アナタしか大事に扱う事は出来ない。どんなに破れやすくても、私が最後まで失わないように大切に側に置いとくのはアナタ以外には居ないのです。

そして、もしもバラバラに砕けて、私の光る星屑のように砂になって私の手から消えても、私はアナタの事を生涯忘れないし、永遠に愛し続けるでしょう。

アナタを誰よりも可愛く愛しく思う理由は、単純に今まで見て来た誰よりも美しいからとか、自分にとって都合が良さそうだからとか、優しいからとかでは無い。

一番しっくり来る感覚は運命と言う言葉でしょう。アナタと接してる事で、私は多くの悟りや自分が知らない感情に出逢う。アナタを失って感じる気持ちは、底知れぬ終わる事のない悲しみだと簡単に想像が出来てしまう。

私にとってアナタが消えた後の未来は簡単に想像できて、アナタが居る未来は想像が出来ない。

だからきっと、アナタが居る未来を選択して生き続けるのでしょう。私にとってアナタは運命そのもの。アナタを生涯追い求め、追いかけ続ける事は初めから決まって居たとしか思えないのです。

※一部、ドラマ高嶺の花で見たセリフが入ってます。(分厚い湯呑みと繊細なグラスを例えた箇所)

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