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怖くない、怖い。大丈夫、大丈夫じゃない。

noteが自宅のWi-Fiで開けないので
今日はめちゃ書きにくいけど
携帯から投稿します。
普段より誤字脱字多いかもしれません💦

突然(軽度の)手術が決まる

4月某日。
私たちは
不妊治療の先生と会いました(これで2回目)。

話が始まるなり、いきなり先生から、
「やっぱり〇〇(私の本名)の卵管の通りが
気になるから、手術しましょう」
と提案されました。

しゅ、しゅじゅつー?!?!

私は驚きすぎて、
漫画みたいに口があんぐり開いてしまい、
先生に「口!開いちゃってるよ!」
と指摘されました。

先生のお話によると、
卵管造影検査の結果(レントゲン写真みたいな)
を見て、
検査をした先生は異常なしと診断しているが、
卵管の部分にモヤがかかったみたいに
ハッキリしない部分がある、とのこと。

そこが問題なのかどうなのかを
ハッキリさせるための手術で、
全身麻酔もするから痛みは感じないし、
軽い手術だから、入院も数日で済むらしい。

いやいや、待って。
こんないろいろ信頼のできない国で
全身麻酔の手術だと…?

こえーし。

手術をするなら、
手術医を3人紹介するが、
もし手術をしたくないなら、
すぐ体外受精をすることもできる。
でも、なるべく自然妊娠をしてほしいから、
手術をすすめる、と先生。

先生は手術の名前を
教えてくれなかったけど、
先生の話を聞いた限りだと、
日本ではFTと呼ばれる手術のようです。
日本のクリニックのHPには
「日帰り手術」と書かれていました。
(…ん?
日本とはなんか違うんか?)

夫も姉も「手術を受けた方がいい」と言うし、
母なんて「あんたが躊躇しとる理由がわからん。
母なら即決(で手術する)やわ」とのこと。

私も、頭ではわかってましたよ!
もし本当に卵管に問題があるなら、
すぐにクリアにすべきって。
不妊の理由がわからないケースが大半なのに、
こうやって理由を特定できるのは
ありがたいことだって…。

だから、手術は受けることにしたんです。

でも、なぜだかはわからないけれど、
とってもとっても怖かったんです。

驚き諸々

🤯🤯驚き①②

夫が先生に紹介してもらった3名の手術医に
コンタクトを取り始めました。

初めの1人は、すぐに連絡が取れたんですが、
「その手術はやってません。」
と受付で断られました。

……え、ならなんで紹介されたん?

なんか嫌な予感する…。

2人目、3人目の手術医にも夫はコンタクトを
取ろうとしてくれましたが
どちらも電話に出ない…。

オンラインで予約するなら、
2ヶ月先の予約しか取れない。

えーい、こうなったら直談判してやるっ。
ということで、夫と
あるクリニックに突撃することにしました🦬

突撃🦬の甲斐あって、
奇跡的に翌日、
すんなりと手術医とのアポが取れました。
…なんなん?

手術医に、
「入院しないといけないって本当ですか?」
と聞くと、
「いいえ、日帰りの手術ですよ」とのこと。

やっぱりなー?!?!

手術は、卵管に問題があるかどうかを確認して、
卵管の通りに問題がなければ、
30分ほどで終わり。
何か問題がありそうなら、
卵管の通りを良くしてくれるような処置が
なされるとのことでした。

手術医は頼れる雰囲気で、
英語も少し話してくれて、
誠実な感じがしたので安心しました。

にしても、不妊治療の先生の
テキトーな前情報なんなん。
しかも、これまで2回しか会ってないけど
なんでいつも30分以上遅刻すんの?
なんなん、
なんなん?!
なんなーーーん!!!

🤯🤯🤯驚き③

日本では手術を受けたことがないので
わからないのですが、
こちらでは何でもかんでも
自分でやらされました。

まず、手術医と手術の日程が決め、それから
麻酔科(同じ建物の中にある) まで自分で赴いて
麻酔科の先生の予約を取ります。
(内線とかかけて、
ちゃちゃーっと予約できんもんなんか?)

そして別日に(手術の日までに)麻酔科医との
インタビューをしなければいけません。
↑これは日本でもありうる?

その後、支払いについての仕組み?か何かの
説明を聞きに、事務局みたいなところにも
立ち寄らなければなりません
(フランス語だったので
まったく理解できず、夫任せでした)。

何より驚いたのは、
手術の時間を、前日まで教えてくれないこと😂

なんでなん?!

前日にSMSが届いて、そこで初めて
「●時から手術です」と知らされます。

そのくせ、
「手術の48時間前に、血液検査受けてきてねー」
とか言われる。
いつから48時間やねん。

なんなーーーん!!

フランスよ、
不安、不安、不安しかないよ。

心が置いてきぼりだった理由

先週の月曜日。
麻酔科医とのインタビューが終わって
家へ向かっていると。

夫が「手術、なんかしてくれるといいね。
何もできることがなければ、
30分で終わると言われたけど、
ちょっとでも何かしれてくれるといいな…。」
と言いました。

その時に初めてやっと
「あぁ、私が恐れていたのはこれだ」
と気付きました。

私が怖かったのは、
異国の地で手術をすることでも、
全身麻酔で
眠りから覚めないことでも、
フランス人の適当さでもありませんでした
(いや、もちろん上記のことも
コワッとは思いますが、
やるしかないと思っています)。

私がとってもとっても怖かったのは、
「これまでと、何も変わらないこと」。

卵管にも異常がなく、
他の数値にも異常がなく、
夫にも問題がないならば。
また闇雲に
妊活を続けなければいけない。
負担が大きい体外受精を
しなければならない。

何も変わらないこと。
それがたまらなく怖かったんです。

恐怖との向き合い方

義母が医療関係の仕事をしていたので、
まず義母に話を聞いてみました。
この手術はフランスで開発?されたらしく、
義母は、フランス人の技術を信頼していいよ、
と言ってくれました。

友人は、
産婦人科系の手術も経験しているので
「怖がる気持ちもわかるけど、
まだ開腹手術じゃなくてよかったよー💦」
など、いろいろ経験談とアドバイスをくれました。

こういう時に、一番信用できないのは、
本当に申し訳ないけど、
夫からの「大丈夫だって!」
という励ましの言葉。

あんた子宮持ってんの?!


と言い返したくなりました(言ってないけど)。
(代わりに、
「誰が手術受ると思ってんねん💢」
とは言った😢)

私を元気づけたくて
そう言ってくれたのはわかるんですが、
「うん、私、大丈夫!」とは思えませんでした。

でも。
夫側は全然問題がないのに
仕事を休んで病院に付き添ってくれたり、
お医者さんたちの言ってることを
細かく英語に翻訳してくれて、
私を責めずに応援してくれる夫に
本来感謝すべきなんですよね…。
手術終わったら、
何かつぐないをしようと思います🙏🏻

まだ心は追いついていませんが、
noteに書き出すことで、
少し気持ちが落ち着いたような気がします。

果たして私は。

人生が差し出した酸っぱいレモンを
甘いレモネードに変えることができるのか。

手術まであと3日。
これ以上「なんなん?!」なことが
起こりませんように🙏🏻



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