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今の仕事でモヤモヤしている人は、転職活動を始めるまえに自分のこだわりを書き出そう

こんにちわ、えいこです。

メーカーの技術職として早9年目。途中で子供を2人を産んでいるので産休・育休を除いてしっかり仕事ができてた期間はだいたい5年ぐらい…

独身時代に一度、転職をしましたが、結局同じような日系メーカーから日系メーカーへ。技術職も変わらず。

正直、あんまり仕事が楽しくない。会社も、福利厚生は手厚いけれど、なんだかなぁという感じ。

大きな不満もないけれど、大きい満足もないこの仕事をあと何十年も続けるのか…。そう考えるとぐったりしてきました。

せっかく?の育休期間なので自分がやりたいこと、キャリア構築に役立ちそうなこと、副業etc色々チャレンジしている最中ですが、結局自分は何がやりたいんだと完全に迷子。

そこでこの本を元に自分の仕事も生活も楽しく過ごせるようなキャリアについて考えてみました。

「科学的な適職」鈴木祐


以下Amazonの詳細より
将来・キャリアへの不安を感じている方へ。
この本は、科学的根拠に基づき、「キャリア選択」という正解のない悩みに答えを出す方法を具体的に解説するものです。

ステップ1 仕事選びにおける7つの大罪
〈大罪1〉好きを仕事にする 
〈大罪2〉給料の多さで選ぶ
〈大罪3〉業界や職種で選ぶ
〈大罪4〉仕事の楽さで選ぶ
〈大罪5〉性格テストで選ぶ
〈大罪6〉直感で選ぶ
〈大罪7〉適性に合った仕事を求める

ステップ2 仕事の幸福度を決める7つの徳目
自由…不自由な職場はタバコより体に悪い
達成…錯覚の「達成感」でも人間のモチベーションはブーストする
焦点…「攻撃型」に適した仕事、「防御型」に適した仕事
明確…「賃金が不公平」「指示が一貫しない」が体調を破壊
多様…宝くじで1億円を当てても1年で慣れる
仲間…自分に似た人がどれぐらいいるか?
貢献…満足度の高い仕事トップ5

(一部抜粋)

という内容で、最後に実際に手を動かすワークが付いてます。
私的にこのステップ1,2が結構印象的だったので紹介します。


好きなことを仕事にしない

いきなり強烈なメッセージがきました。
科学的に好きなことを仕事にするよりも、仕事は仕事と割り切ってできる仕事の方が生産性が高いとのこと。

また自身のモチベーションも、過剰な期待をしていない分、好きなことではない業務の方が仕事前後でギャップが少ないとのことでした。

なるほどー…
仕事を考える上で、自分の好きなことってなんだ??とつい考えちゃうんですけど、実は仕事でパフォーマンスを出すこととイコールじゃないんですね。意外でした。

てっきり好きなことを仕事にしたほうがいいのだろう!と思って完全に自分探しの森で迷子になっていた私。
仕事で好きなことを探すのを止めよう…そう思いました。

ステップ1で記載されている項目の大半に当てはまっていたわたし。
いやでもじゃあ何で選べばいいのよ…
と読み進めて行きました。


自分が一番こだわっている項目はなんだ?

次に仕事の幸福度を決める7つの徳目を読みました。

求人サイトを開いて、業界や業種など検索条件を何も入れずに、一つづつ、徳目に当てはまる仕事をどんどんリストアップしていきます。

例えば、「自由」という徳目に注目して求人サイトから気になる求人票をピックアップしていくとします。

裁量が大きい、風通しがいい、意見がしやすい、組織が小さい、など、私が思う「自由」が達成できそうな組織を具体的に考えながら求人票を見ていきます。

そうすると、
『とはいえ土日休みがいいな…』
『給料は最低○○円ぐらいがいいな…』
などなど「自由」を項目に選んでいくとやたら目につくワードが見えてきます。

このワードこそが重要らしく。
自分が「自由」な仕事とは別に拘っているポイントとのこと。

なるほど、いくら裁量があるからといって『うーんイマイチこれは譲れん…』というのを探していくと自分が就きたい仕事が見えてくると!

こうして7つの徳目全てにやっていきます、と書いてあるんですが、私個人的にはトップ3だけでも充分自分のこだわりポイントが見えてきました

どれも重要な項目だよ…と思う方はまず片っ端から項目を意識しつつ求人票を見てみてください。(私もそうだったんで(笑))

そうすると、『なるほどこの項目の優先順位はさっきやった項目ほどではないなー…』というのがわかってきます。

譲れないポイントを書き出す

求人票を見ながらやたら目につくワードをメモします。

わたしの場合、働く場所や環境がかなり重要だとうことがわかりました。

モノづくりエンジニアなので基本的に出社してくださいと職場から言われていることが非常にストレスなようで。

在宅勤務が『許可』されている職場ではなく、在宅勤務が『普通』扱いの職場に行きたいというのが明確になりました…
(この辺、同じモノづくりエンジニアならば通じる感覚だと思いますが…(笑)

他の仕事をされている方からすると当たり前のことでも実はそれって特別だったりするんですよね。

そして本の後半では今の仕事を辞めるべきか、辞めずに続けるべきかの判断材料になるワークもあります。

これを行うことで、私は今の仕事・職場の何が不満でどう変えたいのか?が見えてきてスッキリしました。

自分の今の仕事や経歴をベースに考えてしまうと、『私は一生この仕事をしなければいけないんだ…』と暗くなってしまいます。私自身がそうです。

だけど意外と固定概念を取っ払うと、今の自分が持っている資産に気づいたり、一番変えたいポイントが見えて来ました。

なんとなく今の仕事が面白くない。だけど辞める勇気はない…
転職したいけど何から始めたらいいかわからない…
転職すべきか今の仕事を続けるべきかわからない…
こんなふうに感じている方はぜひ読んでみてくださいね!

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