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育休明け、職場復帰したら意外と普通に働けた

みなさんこんばんは。

前回のブログで育休中のキャリアのブランクについてつらつらと書きました。

実際、育休が明けて職場復帰してどうだったのか、今回はその辺を振り返ろうと思います。


私生活も含めて自分のがんばりを認めてもらいたい

この想いが非常ーーに強いことが分かった。

育児、家事で肉体的にしんどい、夜も眠れず体調が万全ではない、しかも時短勤務で[会社に居る時間]自体は少ない、突発的に休む時がある、仕事自体ブランクがあるetc

こういったハンデを抱えて果たして今までと同等以上のアウトプットを出せるのか?

アウトプットを出せなくても私生活のしんどさで大目に見てもらえないかという甘い考え

ようするに頑張っていることを認められたいという不安がとてつもなく大きかったため、あんなこじらせブログになったわけです。

今ならわかる。
とても自分に自身が無かったから不安が不安を呼んでいたのだと。

で、この不安に対して、
もし、自分がタイムマシンに乗って職場復帰前の私に会えるならこう言ってやりたい。

不安に思う必要全然ッなし。」と。


意外と腕は落ちていない(そして上がってもいない)

現在妊娠中もしくは一人目育休中のそこのアナタ。(読んでいてくれることを切望)

ご安心あれ。たかが数カ月、いや数年離れていたってあなたの価値はそんなに変わっていない

そりゃ技術的な部分とか最初はアレ?って思ったことはあったよ。

でもさ、1回やったことはそうそう忘れないし、もはや血や骨にまで染みついている。自信を持て。

独身時代を含め、一生懸命やってきたことはそう簡単になくならないのだ。

そしてもう一つ。
育児を通して明らかに脳が拡張した。間違いない。よりパラで物事を考えられるようになりました。

たぶん人それぞれ拡張されたり強化される部分は異なるとは思います。たぶんその人の得意な部分が強化されてこの目の前の事態をなんとか乗り越えようとするのだと予想しております(笑)

自分自身、子育てで明らかに進化してることを感じましたね。


周りもそんなに変わっていない

職場の状況はどうだったかというと、企画は進んで、後戻りもし、いなくなったメンバーもあり、新たなメンバーも加わり、上司も変わり。

一見変わったように見えるけど、仕事をしない人はしないし、他人任せな雰囲気は相変わらずだし、やるべきことはたくさんあるわけで。その中でもやっていこうぜっていう人ももちろんいる。そういう混沌とした雰囲気は全然変わっていなかったです。

その中で私ができることはよくも悪くもそんなに変わっていない。期待されることもそんなに変わっていない。時短勤務のハンデがあろうがなかろうが

これも人に寄るとは思いますけど、妊娠していいようがいまいが、そもそもそんなに期待されてなかったと思うのね(笑)

とういか、私が働いている場所で誰がどれだけ他人に期待して働いているんだろ誰もそんなに期待していないんじゃない?諦めてるよね。ぶっちゃけ。だから、だれにも期待していない職場の方が危険だなと思いました。

時短勤務とか、残業できないとか、制約ばかりが気になるけど、そもそも残業が状態化してる職場の方がヤバいし。全てを自分にしょい込まないでやらなきゃいけないこと×自分ができそうなことは進んでやっていけばよし。



仕事に対する気持ちが変わった

これが一番大きいかもしれない。余計なことをごちゃごちゃ考えなくなりましたな。意図してそうしているところもあるけど、ワンオペ育児の時に達観したのです。


「私が一番苦手なことはコツコツした努力。しかしこれこそが私の野望を叶える唯一の手段であーる(by えいこ)」


目の前に没頭すること。仏教で諸行無我というらしいです。余計な不安を持つより今、目の前の課題・チームのメンバーに集中しようと。その中で限られたリソースの私に何ができるのか、を考えるようになりました。

とかってかっこいい感じで書きましたけど、欲深い生き物なのでそりゃあ色々と考えますよ。

もっと楽しく働けるところはないか、時短勤務で給料減った…とか。また転職したいとか。職種変えたいとか。

会社の状況も変わってますし、逆に一日の大半を過ごす仕事に対してこんな感じでいいのかよ…と突っ込みを入れるようにもなりました。

でもそういうのを考えつつ目の前にも集中しよう!という気持ちが生まれたのです。だからそういうことをひっくるめて、

育休が明ける前の自分にもし会えるなら「不安に思う必要全然ッなし」と言ってあげたい。うむ。
自信を持て、えいこよ。
強く生きろ、えいこ。


予想以上に自分が体調を崩した

予想外なことがありました。子供以上に自分が体調を崩しまくりました。本当にきつかった。久々に熱が出て関節が痛くて…っていうのを味わった。

しかも気持ちが焦っているから色々やろうとしちゃうんだよね。家事だって育児だって自分の勉強だって、詰め込むだけ詰め込んで。ちょっとでも時間があったら何かやっとかないと!!と。

それで息子が毎週体調を崩していたんですが、全部貰いました(笑)体調管理ほんと大事です。


番外編

仕事に復帰してから、
もんのすごーく子供が可愛く思えるようになった

人間、たとえ我が子であっても人間同士。ほどよい距離感が大切。会社にいて、嫌なことがあったらすぐに息子の写真を見て癒されます。そして保育園のお迎えは一分一秒早く!!と思ってダッシュ

自分の仕事の都合で長い時間預けておいて、大人ってほんと都合がいいな。

保育園のドアを開けて私の姿が見えると満面の笑みでハイハイしてこっちに来てくれる息子。世界一可愛い。

毎日毎日飽きもせず感動のご対面をしているので保育士さんの間で「今日はどんな感じで迎えにくるのかな?」と噂されるほどに。

ワンオペ育児をしている時は一日が長くて長くて。やっと寝た…と思っていたのに。

だから、やっぱり「自分が充たされている」っていう感覚はものすごく大事だ。周りを幸せにする。

それが常識から外れていたり、倫理観が…とか赤の他人は言ってくるかもしれないけど、実際私はこのスタイルで今までで一番息子が可愛いと思ってる

その辺も、保育園に早くから預けているから…とか罪悪感に感じる必要は全くないかなと思います。このあたり、また別の日記で書きましょう。



長くなりました、今日はこの辺で。

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