生きる【詩のようなもの】
どうしようもないこの人生の
何もない生き方の
向こうの闇を見つめ
わたしは
首を傾げてうずくまる
もう少し生きてみようかと
思いながら朝までの
距離感におびえている
今日も夜が怖かった
だけど夜になった
今日も昼が怖かった
だけど昼になった
きっと明日も朝が来るのだろう
きっと明後日も昼が来るのだろう
きっと三年後も
夜が来るのだろう
わたしが生きている限り
わたしが死んだところで
時間は進んで何事も
なかったかのように地球は
くるくる回るのだろう
そう考えると
少しだけ
気持ちが楽になる
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?