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【学ぶ】ことの本質について…TTP

こんにちは、まじこじまです。
今日はちょっと短めに仕上げます。
※本記事にはプロモーションを含みます


今の自分の勉強スタイル

私はコンサルタントとして活動しているので、その分

「人よりも多く学ばなきゃいけない」

というプレッシャーのもとに生きていますが、その実時間の使い方で言うと大量に勉強時間を毎日確保しているわけではありません。

1日の勉強時間で言うと2時間に満たないくらいです。
それも机に向かって勉強するというより、「ながら」でしています。

  • 朝起きてニュースチェック(身支度しながら等)

  • 移動中に解説系のYoutubeを探して視聴する

  • 読書(@お風呂)

あとはこのnoteを書くのが自分の勉強になっています。
基本的に、能動的に何かをしている時というのは
その分野に対する情報を吸収しやすくなるので、
noteを書くテーマをキーワードから決めて
書き始めながら周辺情報を集めていく
という形です。

例えば昨日の記事のように「転勤」について書こう!と思ってから、そういえば転勤についての定量情報ってどこかが出してるんだっけ?と考えて調べていく、みたいな感じですね。

自分の知識や考えが間違ったものでないか、そこで最新の情報をアップデートする。発信する内容は自分主体だけど、そこに知識が肉付けされていくというイメージ。

そして振り返ると学び・気づきがある。

読書について

ただ、読書を毎日の習慣にするのは大事ですね。
ストレス解消にもなります。(科学的にも証明されています)

昔読んだ本を読み返すでも全然OK。
その時その時の自分の状態によって、違う気づきがあります。

特に名著と呼ばれるような本は一冊を極めることだけでも大きな成長に繋がると思うので、ビジネス本のベストセラーになるような本は何度も繰り返し読むことに価値があると思います。

私の場合はよく読み返すのはこの2冊です。

よく「本を読む時間がない」という方がいますが

✅収入が高い=忙しいはずの人

ほど読書はしているもの。
逆に「能動的に読む時間を作ってでも」本を読む人ほど成功するのかもしれません。

私はリモートワーク中心なのでお風呂タイムが読書タイムですが、出勤している時は基本的に通勤中が読書タイムです。スマホでKindleで読むのがスペースも取らないので電車の中でも読める。満員電車のストレスも活字に集中することで緩和できます。

ただ、紙の本が好きなので今のスタイルの方が好きですけどね…😊

学びの本質とは真似る事

さて、タイトルの内容ですが、学ぶの本質は真似る事であるというのを私は新卒で入社した会社の、主務(主任クラス)昇格者研修というやつで講師のコンサルタントの方から教わりました。

もともと「学ぶ」の語源は「まねぶ」(真似る)から来ていて、
小さな子供は大人のしぐさや話し方を真似る事から成長が始まるように

何事も「真似る」ことがその道を学ぶための一番の近道であるということ。

赤ちゃんは「オウム返し」で言葉を覚えていきます

思えばこれは、大学生の時のバイト先の社員の方もよく言っていた事です。

「俺は徹底的に先生とか上手い人のやり方を見る。他のやつらが遠巻きに見ている時に、恥ずかしいとか思わずに最前列でめちゃくちゃ近くに行ってどういう動作をしているかとか、何を考えながらやってるかとかを聞いたりとかしながらとにかく見るんだ」

簡単なことなんですけど、意外とみんなやらないです。
確かに、何かの講習会みたいなの行っても最前列に座るのってちょっと恥ずかしかったりしますよね。

でも勉強しに行ってるんだから、一番先生に近いところで見るのが一番いいに決まってますよね。

そして人のマネをするというのもなんか恥ずかしさがありますが、これも恥ずかしいとか捨ててマネしまくった方が俄然成長は早いです。

問題は「真似る」精度ですね。
TTP(徹底的にパクる)が話題ですが、私はこれを実践できる人と実践できない人の違いについても、体感からなんとなくわかってきています。

精度高く真似るには…徹底的な細分化

私は自分で言うのもなんですが、Excelが得意です。
ただ、もちろん最初から得意だったわけではなく、社会人3年目までVlookupが使えませんでした。

「数学的思考」も苦手だった。

営業マンでセンスの高いExcelを「作れる」人はなかなかいません。
Excelで綺麗で使いやすい表が作れることが、直接的な評価に繋がらないという背景もありますが、自分自身や部門の業務の効率化を考えたらこの能力がある人は価値が高いです。

Excelの能力が爆伸びしたのは、社会人5年目の時。
私が担当企業を引き継いだ、異動していった先輩が魔術師級に美しいExcelを作る人だったのです。

その営業チームで使う日計表や会議資料などは、その先輩が作っていたので自然とその更新やなんかを私が請け負うことになったのですが、仕組みがわからないと継ぎ足していくうちにボロが出ていくもの。

2~3カ月経つうちに、自分が無理やり数字を直接入力したりして段々と劣化していくのが「新築のキレイな部屋を段々と汚していく」ような罪悪感にさいなまれました。

そこで一念発起

私は先輩から引き継いだExcelを1度全てバラバラにし、使われていた関数1つ1つの意味を勉強し直して、どこのセルを中継させてどのような値を引っ張ってきているのか?

こういったことを全て理解し、完全なコピーを「1から組み上げる」ということをやったのです。

効果は覿面。表面的に同じものを作るだけなら、要所要所をコピーしたりすれば良いのですが、これで得られるのは

✅上手い人の思考のプロセス

までが頭の中に入ってくること。

こういう数字はこういう条件で変化するから、直接入力するのではなくここの計算式で条件を数値化して中継して飛ばすと暦が変わってもズレないようにできるんだな、とか

そういうことを実際に考えて理解しながら組み込んでみると、「応用」ができるようになります。
次に新しく自分が「こういう表を作りたい」と思った時に、上手い人の思考のプロセスが身についているから自分で自然とできるようになっている。

「完コピ」を上っ面ではなくて、本質まで理解できるレベルでやると、その人の持っている技術だけでなく知恵も身に付けられるというわけですね。

私はこれこそが「TTP」(徹底的にパクる)だと思っています。
この「パクる力」が強い人は、当然ながら伸びが早い。
世の中には無数の「先輩」がいますから。
その人たちのスキルを自分のものにできます。

余談

有名な作家の東野圭吾さんはもともと技術者です。
デンソーに勤めておられたそうですね。

(東野圭吾さんで一番好きな作品はこれ)

人文学系の出身というより、どちらかというと思いっきり理系の方ですが、小説家になるときには最初からヒットを飛ばしたわけではなく、なかなか目が出ずに

小説の神様と呼ばれる志賀直哉の作品を「丸写しする」ということを訓練としてやったと言われています。

読んだことが無いという方は、こちらの短編集がおススメです。
短編なので1つ1つの話が読みやすく、小説の神様の世界に触れることができます。

「書き写す」というのは「究極の精読」です。
学校教育の中でもあんまり、書き写しということをやる人はいませんが、「TTP」の最たるものですよね。

仏教の世界だと「写経」というものがありますが、これは所作含め1つ1つの仏さまの教えを胸に問いかけながら、一字一句漏らさず丁寧にお経を書き写すことで精神統一をするとともに、教えへの理解を深めるものでもあります。

現代でそこまでのことをやる機会はなかなかありませんが…

私が今やっているこのnoteのように、何かを読んだら

感想を紙に書くとか、SNSに書くとか。

「書く」という行為を通じて、思考力というのは
磨かれて行くもの
と思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

最後はなんだかnoteの宣伝っぽくもなりますが、
私は「書く」という行為自体が好きですし、
一番勉強や自己成長に繋がると思っています。

本を読んだり、調べたことをnoteに書く。
私の場合はビジネス・転職・キャリアアップ系のジャンルに絞ってnoteは利用していますが、別のアカウントで別のジャンルのことをコッソリ書いていたりします。

もちろん、読んで頂く方へ有益な情報を発信したい、という思いからスタートしていますが、これを続けられるのは

それによって勉強の効果が何倍にもなるからです。

Googleのアカウントさえあれば、5秒で登録が完了するので
好きなことについて書いてみると意外な発見があるかもしれません。

そして、書こうとすると調べたり考えたりする。

皆さまもぜひ

「真似ること」

「書くこと」

チャレンジしてみてはいかがでしょうか。



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