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2023年を振り返って

3年目が終わった

彩園なかやの3年目が終わった(正確には4月だが)
結果としては完璧からは程遠いものの上々だったのではないだろうか。
思い通りに行ったこと、行かなかったこと山のようにある。

思い通りいったことは来年に向けて磨きをかけるし、いかなかったことは改善を積み重ね次期にむけ準備していこうと思う。まずは今年取り組んだことの振り返りから始めていく。

結果を求める年

2023年に徹底したことはたったの2つ

・黒字化すること
・7月~4月の長期栽培の実現

彩園なかやとして、2023年は絶対に実績を残す必要がある年だった。
それは創業三年目が本当の実力を試される年であると考えているからだ。1年目で出し尽くした課題を2年目で修正し、3年目に結果を出す。この流れはいままでずっとそうであった。私が担当したところで3年目に成果が出ない事業所は軒並み衰退していった。それは自分が立ち上げた農場でも同じことだろう。

だからこそ結果にこだわるのだ。

彩園なかやにおいて1年目に直面した課題は「ネギが安買いされる」だ。何の実績もない名も売れてないネギ農家のネギには最低限の価値しか付けられない。そのことを痛感した。そして2年目は「適利適売」の道を作るため彩園なかやが”安定生産・安定品質”をモットーにしていることを世の中に広める活動に徹底して注力した。
結果として3年目にはネギを作れば作った分だけすべてを“適利”で販売する仕組みが構築された。
訪れた3年目、すべての準備が整った彩園なかやは徹底して生産量の増加にこだわった。
そして結果は生産量は昨年の4倍、売り上げは5倍、利益は200万円赤字から200万円黒字(想定値)に転換することができた。

磨きをかける年

そして4年目、彩園なかやはこの結果にさらなる磨きをかけていく年となる。
黒字化は達成したがその中身には山のようなムダが発生しているだからこそこのムダを削り商売の取りこぼしを減らすことで同じ作付け条件であったとしても営農成績は伸びると考えている。当然のごとくたくさんのムリも生じているが大きなムリでない限りこれは4年目では改善するつもりはない。
彩園なかやは商売のムラをまずなくし、次にムダをなくし、最後にムリをなくしていこうと考えている。

彩園なかやが4年目に取り組むことは

・7月、8月のネギ出荷の中止
・ズッキーニの一時中止
・育苗の一部外注
・周年雇用の中止

これらである。この4項目を細かく解説すると話が一生終わらないので解説は気が向いたときにしようと思う。
これらを削ることによりムダが減りまた新たなチャレンジを実施する余裕を生むことができると考えている。
2024年は2025年に彩園なかやをさらに飛躍させるために準備を積み重ねていくつもりだ。

すべての行動は挑戦し続けるためにあると考えている。

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