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施工図やら図面作成


設計図から施工図作成 

設計図をそのまま職人に渡しても職人にカス扱いされます。
完璧な設計図があれば関係ないかもしれませんがそんなものはありません。
職人さんが読みやすく使いやすい施工図を書きます。

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設計図だけじゃなだめなのか
やばい現場は設計図をそのまま職人に渡したりはします。
なぜ設計図だけじゃだめなのかというと現場に合わせるということが発生するからです。
建築現場では建築・衛生・空調・電気と大まかに業種が別れています。
例えばその中でどれか一つの業種が設計変更を行うと勿論ほかの業種も合わせなければいけません。
例)建築の天井の区画が変わった→防火になったので区画処理しないと行けない→施工図に区画貫通って書いて反映
という感じです。
設計屋も勿論完璧でない+客先の希望変更の対応などで設計図を信用して進めると大変なことになります。

竣工(工事終了)まで付きまとう
設計変更は竣工まで付きまとってきます。特に大変なのが工事の中盤あたり
現場はがんがん進んでいるのに変更が今更かよ!ってタイミングで降ってきてそれに対応、職人には叩かれるわ、深夜まで施工図反映や計算し直しするわで残業の一因になりやすいです。
もちろん変更の打合せなども発生するので時間と体の自由が効きません。
現場は常に変化するナマモノと言われる所以でもあります。

現場担当してる若い子へ
現場炎上(忙しすぎる)になってる要因ですが、若い人は自分の上司がどれだけ設計変更等に対応しているかを見ておきましょう。今更かよ!ってのが多いのであれば現場代理人としてあまりズカズカ設計や客先に言えてなかったりします。とにかく自分の意見や気弱な人はなんでもかんでも引き受けて現場を炎上させやすいです。上司から話を聞いて無茶苦茶な設計なのか?それとも何も言えてないかを判断しましょう。同情してあげたり、職人にあの人ダメだわってチクって可愛がってもらうのが良いでしょう。

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