適応障害、はじめの一歩

今日までの半年間は人生の停滞だった。
周囲と比べてもそんなに悲観した状況になっているわけでもないのに、
とんでもないミスをしてしまったような感覚にずっと苛まれている。

借金抱えたわけでもなく、恋人と破局したわけでもない。
家族に支えられ、周囲には理解のある人がいて恵まれている。

社会的な能力は普通だけど、緩くて楽な人生を謳歌していた。
そんなゆるい生活をしていると、なにか自分はすごい人間なんだという勘違いと何者かにならなきゃという欲求がみるみる肥大して爆発した。
住み慣れた土地を離れてもやっていける、新しい分野の仕事でも私ならできると思ったけれど、想像以上に関東の仕事が辛かった。

地元に帰り、4月から札幌で働き始める。年収はかなり低いが、傷病手当金をもらい続けるよりはましな、ゆるい仕事だ。
少しづつ仕事がある生活に慣れて行くため、大手や負担の掛かりそうな仕事を選ばなかった。
めちゃくちゃ低いレベルのしごとを選べば、
自分で仕事の量をコントロールできるので、適応障害からのリワークにはいいと考えた。

暇な時間を使い、テストステロンの量を上げるような習慣を作る。
次の転職先で求められるであろう知識とスキルを身に着けておく。
哲学をして、身近な幸せに気付ける自分になろうと思う。

すごく大切にしたい人がいて、その人とずっと暮らすために、
無理をしない意味のある頑張りを続けていこうと思う。

普通の人生を楽しめるように、
たった一度きりの人生を大切に生きていこうと思う。

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