サバゲチームを立ち上げて運営し、崩壊させた話

今回、長いです。私の心の奥底をグリッとエグるものですので^^



サバゲーチームのリーダーを務めていました。

サバゲーって知ってますか?エアーガンを使ってする撃ち合いの遊びです。最近は市民権を得ており、様々な人類に遊ばれているアレです。そのサバイバルゲーム、私は高校生の時からやっており、歴としては12年ほどになります。その間、様々なチームを渡り歩いてきたのですが、生来、我の強い性格でして

「ワイの考える最高のゲームをするんや!^^」

という事を思いつき、在籍するチームに掛け合って扇動するよりも自分でチームを興すぞいと、やっていき精神が発生してしまい、3年前にチームを発足させてしまいました。


めっちゃ応募きた

思い立ったが吉日、某大手サバゲチーム募集サイトに自分のやりたいサバゲと理想のチーム像をこれでもかこれでもかと綴り、 普通のサバゲには飽き飽きしており、 他のチームでは絶対に出来ないような尖ったゲームが出来るチームだということをアピールしました。そうしたら、謎のバズが発生し応募がビシバシくるようになり、ちょっとした成功体験を味わうことができました。その二週間後には第一回サバゲを開催。第一回にも関わらず、多くの人が集まってくれました。

その後も掲載した募集欄の人気が続き、応募数&アクセス数ランキングのトップを独占するようになります。この頃、初めて自分たちのチームが主催するゲームを開催しました。思い返して見ると、疲れたけど楽しかったです。

この辺で「イケるやん!もっとデッカくしたろ!」と思うようになります。そして拡大路線をひた走ることになりました。もっとデカくすればもっと楽しいゲームが出来るし、あわよくば稼げる!そう思ったからです。事実、別記しますとおりにサバゲは上手いことやると儲けることができます。かくいう私もサバゲで色々な利益を得ることができました。拡大路線は、さらに利益を得たいという衝動も含んでいた不純な動機でもあります。


どんどん拡大する

SNSやインターネットは活用しました。そりゃもう使う分にはタダですのでドチャクソ利用してサバゲ内容を広報していました。それに、Twitterとかでリツイートされ「あのチームは凄い」的な反響を受けると楽しく、そのチームの運営者としては自己承認欲求が満たされていく感じがしました。

募集サイトを見ると、毎回応募されるし、女の子からも複数応募されて「イケてるチーム」になっていたと思います。このころは人数を増やすのが楽しく、様々な価値観を呼び込み、カオスなサバゲを行うことに心血を注いでおりました。

このようなサバゲを行っていると、一部の熱狂的なへんた…紳士達から支持され交流戦などを申し込まれたりして知り合いが増えていきました。その時も、「サバゲチームのリーダー」という肩書があり、謎のもてなしを受けたり、チームメンバーでは見えることがなかった楽しみなども発生していきました。サバゲチームという自分の作品が評価され、その評価の輪が広がっていく楽しみ。正にお金では買えない喜び、というのがありました。この頃が、私にとってのサバゲ黄金期になります。


そして崩壊へ


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