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習う価値のある先生を目指して

販売するにしても、レッスンするにしても
私は、その作り出す人に魅力がないと続かないと思っています。
だから、「ハンドメイドで起業しましょう」とか
「毎月●●円稼げる人になろう」とかでスタートするのはちょっと
違うかな・・・というのが正直な感想。
もちろん、やっていく中でその「起業」とか「売り上げ目標」があるもは
すばらしい事だと思うし、私も売り上げ目標はもちろんあります。
ただ、私の場合は法人化したのはしないと出展できないイベントがあったから。そうでなければ、別に個人事業主で気楽にやっているほうがよかったです(笑)
私の場合、20代前半に違う内容で起業してどえらい失敗をして畳んだ経験があるため…正直法人にするのには恐怖もあったんだけど。
まあ、その話はまた今度(笑)

でも、何をするにしても今や似たものや同じようなものが
ゴロゴロそこらへんに転がっている時代です。
なので、自分自身の魅力がないと
「あなたの作品を買う意味」も「あなたのレッスンを受ける価値」もないと思います。
レッスンに重点を置いて今日は書きますね。

習う価値のある先生なる

まずは、自分が生徒の立場で考えてみて…
昨日習って今日レッスンするような付け焼刃の先生に習いたいと思います?
テキスト見ながらえーーーっと…なんて言っている先生に習います?

私だったら絶対いやです。

だって、わざわざ時間や交通費をかけてその先生のところに行って
色々な事を教えてもらって素敵に作りたい♡
と、思っているわけです。
なのに、レシピも覚えてない作り方も確認しながらなんて
悲しくなります。
ではどんな先生なら習いたいと、習ってよかったと
思えるのでしょう??

1.経験をまじえて教えられるようになろう

まずは、教える作品を完璧に作れるようになるまで作りこむ。
長さ、ポイントなど全部覚える。
そして、そこから自分がその作品をるときに
苦手な部分や、こうやったらやりやすかった・・・ など
思う事をそこから洗い出していきます。
それがとっても大事です。
教える時に、「ここは失敗しやすいからきをつけて」とか
「〇〇するとやりやすい」とか自分の経験をもとに伝えてあげる事。

ただ作れるようになるだけでなくて、

ここはマスターするのが
大変だったからここを練習するといいですよ~。

なんてアドバイスがあったらどうですか?
テキストだけじゃわからない事ですよね。

ただ1つ、テキスト以上の+αを教える時は
必ず、
「テキスト(本来)はこのようにやります」

と、正規のやり方をしっかりとまずは伝える事。

その上で、自分のやり方を伝える事。
そうでないと、異なる内容を伝えた事になってしまいます。
だから注意してね。

2.拘りを持つこと

サロンの場合、なんでもいいと思います。
とっても素敵なショールームのようなサロン。
おもてなしが神のようなサロン。
資材が豊富なサロン。
先生の知識が面白いサロン。

本当、書き出したらキリがないけれど
とにかく、ご自身の拘りを持つことが大事だと思います。
私のサロンは、本当笑ってしまうぐらい
作業場です。
もはや、アナグラに籠って作業している世界。
でも、皆さんそれぞれの世界を楽しめるように
私は、自分のレッスンは最大限の練習や研究、そして追及をしています。
そして、資材屋なのでできるだけの資材をそろえています(笑)

もし、自信がないけれどすぐにレッスンをしなければならないときは
とりあえず、前の夜に翌日のレッスンの作品を2回作ってみてください。
そして、間違えたところなどを復習して思い出す事。
前の晩にやっておくと、翌日は大体できます。
そして、どううしてもレシピがわからなくなったら
トイレでもなんでも、生徒さんにわからないようにレシピなどを
確認する事。

それだけの気遣いで、レッスンの質はぐーーーんと上がると思います。

でも何よりも、一番大事なのは

”教えてあげる”ではなくて、
”習って頂く”という気持ちです。

先生、先生と持ち上げられると、ついつい驕ってしまいそうになりますが
そこはぐっと堪えて、気持ちを切り替えましょう。
自分に限りある時間やお金を使ってくださっている事
絶対に忘れたらだめです。

という事で、レッスンするなら習う価値のある先生にぜひなってください。
私もまだまだ日々、精進中です。




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