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波乱万丈なサロン運営(そうしたくて、そうしているわけではない)

ごあいさつ

皆さんこんにちは。
こちらのnoteを目にとめていただいてありがとうございます。
「初めてのnoteは自己紹介がオススメ!」(note運営より)というガイドメッセージが出ていましたが、ただただ自己紹介をしてもつまらないかなと思い、今のサロン運営に至るまでの歴史(というほどのものでもない)が紹介できればと思っています。よろしければお付き合いください!

つぶれてしまった前の会社の話

メゾンドサバンナの中の人は、もともとは白鳥エステの古株スタッフでした。
白鳥エステ(株式会社アキュートリリー)は、

「低価格」「高品質」のエステを、

今までエステに縁のなかった顧客に提供する
(価格を安くすること、そのころSNSで市民権を得てきていた、いわゆる”オタク”層へのアプローチで、「私がエステなんて」って思っていた顧客層の敷居を下げる)

そして、現代社会で働くことが難しいスタッフの採用を生み出す
(フルインセンティブ、シフトや出勤時間の縛りのない自由出勤、バックオフィスのスタッフは原則リモート)

そして低価格を生み出すため、
広告費ゼロ(SNS広告のみ、それ以外の広告は打たない)
住居用マンションで営業OKなところに出店(初期費用を限りなく少なくする)
人件費圧縮(フルインセンティブ・業務委託契約のため、待機時間給なし)

という、創業当時の2014年を考えると、かなり革新的な経営を行っている会社でした。(コロナ禍を通じてリモートワークもかなり主流になりましたが、その当時はすべてのバックオフィス業務をすべてリモートでというのはかなり珍しかったと思います。中には某離島に住んでいるスタッフもいました。最低時給がお安いところだったので正直ありがたかった)

残念ながら経営破綻という結果になってしまいましたが、実に面白い会社だったと思います。興味のある方はwikipediaもどうぞ。

今の会社を立ち上げた話

そして、経営破綻になった時、一緒に働いていたスタッフたちと一緒に立ち上げたのが、「メゾンドサバンナ」です。
こちらもなんと一筋縄ではいかず…。

なぜか急に店舗移転を迫られる

もともとは都内の東側の方に店舗を構えたメゾンドサバンナ。
前の会社のノウハウを生かし、店舗利用OKのマンションサロンとしてコストを抑えて開業。前のサロンの廃業で行きつけのサロンをなくしたお客様もご来店くださって、幸先のいい滑り出し…と思っていたら。

不動産会社「申し訳ありませんが、そちらのお部屋でサロンを営業することはできなくなりました」
私「どうしてですか?」
不動産会社「大家さんがNGだといっています」
私「え??入る前に確認してお店の営業はOKだといっていましたよね?」
不動産会社「はい、そうだったんですが、大家さんが聞いてない!と言っていまして…」
私「約束が違います!大家さんと直接話させてほしいのですが」
不動産会社「大変申し上げにくいんですが…。大家さんが海外の方でして、細かい条件のお話が難しいのですが…」
私「…」

ということで、結果的には退去をするしかないという状況に。(もちろん、大家さんが海外の方でもよい大家さんがほとんどだと思います。海外の方を悪く言うような意図はありませんのでご了承ください)

転居先を探すしかなく、また初期費用が掛かるのか…。と絶望的な気分になっていたら…。

捨てる神あれば拾う神あり

前職の同僚「お店移転するんですよね?いま私の働いている会社が、コロナ禍で顧客数が減っていて、店舗の規模を小さくしたいと考えていて、シェアサロンをしてくれる会社を探しているんですが、どうでしょうか?」

まさに、捨てる神あれば拾う神ありとはこのこと。ありがたくお話を受けさせていただき、条件面のすり合わせをして今に至ります。

ここまでの流れで感じたこと

技術職たるもの、自分の店を持ちたい、起業したいという風に考える人は多いのではないかと思いますが、「自分の」店を持つのにはコストもかかるし、責任も大きいです。
また、今はコロナ禍や戦争など、自分ではコントロールできない外的要因による経営への影響も見過ごせません。

そんな時に、ある意味「自分の店」にこだわらないようなフレキシブルな企業運営ができると、もしかしたら新しいビジネスの形が見えてくるのではないかと自分の経験から感じています。

昨年末には他サロンへのスタッフ派遣という形での業務提携もスタートし、今年は店舗の経営を安定させることももちろんですが、それには必要不可欠なエステスクールの事業化も計画しています。

これから、noteでそんな事業展開のお話や、店舗でのおすすめコース、エステに関するよもやま話が展開できればと考えています。

こんな話が読みたい、というリクエストや、うちの会社とも面白いことやらない?というお誘いなど、お気軽に皆さんと絡んでいければと思いますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。

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