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2つの価値持っている?

商品が消費者に提供する価値が2つある。
機能的価値と情緒的価値です。

機能的価値とは
商品が持つ物理的な特徴や性能、品質などによって生まれる価値で、消費者のニーズや問題を解決すること

情緒的価値とは
商品が消費者に与える感情やイメージ、印象などによって生まれる価値で、消費者の自己表現や満足感を高めること

例えば、食品の場合
機能的価値は栄養や味、安全性などが挙げられます。
これらは消費者の健康や満腹感を保つために必要な要素です。
日用品はここが強い。

一方、情緒的価値はパッケージやブランド、ストーリーなどが挙げられます。これらは消費者の気分や好みを反映したり、特別な体験を提供したりすることができます。
非日常品やブランドはここが強い。

チョコレートは
機能的価値としてはエネルギー源や抗酸化作用があるという点があります。これは疲れた人やストレスを感じる人のニーズに応えています。

情緒的価値としては、甘くてリッチな味わいや可愛くておしゃれなパッケージや贈り物としての意味合いなどがあります。これは消費者の幸せ感や愛され感を高めたりすることができます。

ヨーグルトは
機能的価値と情緒的価値の両方を持つ食品です。機能的価値としては、乳酸菌やカルシウムなどの栄養素が豊富で、消化や骨密度に良いという点があります。これは健康に気を使う人や美容に関心のある人のニーズに応えています。

情緒的価値としては、さまざまなフレーバーやトッピングが選べて、甘くて爽やかな味わいがあるという点があります。これは消費者の気分に合わせて楽しめたり、リラックスしたりすることができます。

カップヌードルは
機能的価値としては、簡単に調理できて美味しくてボリュームがあるという点があります。これは忙しい人や手軽に食事を済ませたい人のニーズに応えています。

情緒的価値としては、カラフルでデザイン性の高いパッケージや、世界各国の味を楽しめるバリエーションや、創業者の挑戦的な姿勢を伝えるブランドイメージなどがあります。これらは消費者の好奇心や冒険心を刺激したり、自分らしさを表現したりすることができます。

以上のように、
自分のニーズや問題を解決する機能的価値と、自分の感情やイメージを高める情緒的価値の両方を考慮した商品づくりが大切だと思う。

ただし、商品コンセプトとターゲットによって機能的価値と情緒的価値のバランスを考え無くてはいけない。

消費者にとって何の価値が重要で魅力的なのかを明確にすることが大切だよね。

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