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森の幼稚園のような体験


ここでも何回か書いたことがありますが
学生時代に教育学を学んでいました

学校の先生になるためのコースではなく
教育思想とか、教育社会学とか
指導教官がオルタナディブ教育の専門だったこともあり
私もその世界に惹かれていきました

私は公立の小中学校を卒業して
行きたい高校が私立だったので
高校と大学は私立
いたって普通の教育を
何も問題視することなく過ごしてきました

高等教育を受けていろんな刺激を受け
教育で機械のような人間を育てるのではなく
一人ひとりの子どもが内側に秘める「たからもの」を
引き出す教育って好きだなぁと思っていました

将来親になることがあったら
オルタナディブ教育の道も考えたいなぁと思っていたら
パートナーは基本的に公立支持タイプの人だった 笑

フランスと日本の学校の感じが違うということもあり
(フランスの教育の方がいいとは思っていないけど)
今のところ息子は公立の保育学校に通っています

日本各地でも開かれている
「森の幼稚園」
小さい子どもは、なるべく
外で自然と触れ合う時間が多い方がいいなぁ
と思っているタイプなので
とても共感をしています

でもこの数年は
そんなことはすっかり意識の外にありました

でも息子が木の上で座っている写真を撮っていて、ふと
「これ、森の幼稚なじゃない!」
と思ったのです。ただお友達がいないだけ

もう一つの気づきは
息子が木登りしているのをみて
私はほとんど干渉せずに
どこに足を置いたらいいとか
滑らないように気をつけてねくらいしか言わず
撮影係に回っていました

自分でも
結構度胸あるなぁと思ったのです
転びかたが悪ければ
顔に傷を負うかもしれない場所だった

けれども起こるかどうか分かりもしない恐怖に
思考が乗っ取られるのではなく
最低限の伝えることを伝え
「この子はきっと大丈夫」と信じてられたことは
私自身の自信にもなりました

だって自分自身ののことを信じられているから
子どもも含めた他人のことも信じられる

なんだか嬉しい気づきがあった時間でした

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